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初めまして

初めまして。

・・・と書くのでしょうね。ブログというのが『公開を前提とした日記』という認識であるならば。

ええっと、図書館暮らし、というタイトルにあるとおり、あたしは今年の4月から図書館に勤務することになった者です。身分としては一般行政職なので、いつ市役所に戻ることになるのかわかりません。それまで、日常の雑事や興味のあること━本とかマンガとかアニメとかゲームとか━について、書いてみようかな、と思っています。・・・終わりを想定して始めるブログというのも、えらく後ろ向きで、あり、かな・・・?

さて、タイトル縛りではありませんが、自己紹介がてら、あたしが勤めてる図書館についても若干の説明をしてみたいと思います。

合併の嵐が数年前に日本全国を覆いましたが、あたしの住んでる地域も例外ではなく、あたしが勤めている図書館も元々は町立の図書館だったのが、現在は分館、という位置づけになっています。でも合併のちょっと前に建てられたので、新しくって、異動が決まったときに、えぇっ、いいの、あたしがこんないい図書館もらっちゃって♡という感じでした。木造の落ち着いた感じの建物に、現在約3万2千冊程度の蔵書と、やや女性誌に偏っているものの70タイトル近い雑誌、少ないとはいえ視聴覚資料も貸し出ししちゃうよ、というすばらしさ。それに引き換え、あたしは、司書資格があるとはいえ、通信教育で取った程度なので力不足もいいとこ。世間には図書館で働きたくて一生懸命な方もたくさんいるのに(詳しくは『みんなの図書館』図書館問題研究会発行の定期刊行物、を読んでね)、申し訳ないです。でも、あたしが唯一の図書館職員なんだよね~。他に4人の職員がいますが臨時職員さんなので、主な業務はほとんど一緒なのに、待遇が全く違う・・・。暗くなってしまいましたが、全員女性なので、職場はお花畑のように明るいです。

さて、せっかくのブログなので、日々の雑感コーナーと、自分の好きな本やゲームなんかを紹介する本日のお品書き(これはあたしが好きな声優さんの昔のブログにあった「本日のお茶」の真似っこです)の二本立てにしてみようかと思います。そうなの、普段、本のことは職場でお話できても、ゲームのこととか話せないのよ。ぬるゲーマーだけど、すごく話したいのに。というわけで記念すべき第一回目のご紹介はこちら。

本日のお品書き=ウォーターシップダウンのうさぎたち

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

買ったきっかけ:
高校生のとき、図書館で読んで、とっても気に入ったから

感想:
ビッグウィッグがすごく好きです。翻訳の神宮輝夫さんのことを初めて認識しました。

おすすめポイント:
野生のウサギのウサギらしさを感じてください。

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

著者:神宮 輝夫,リチャード・アダムズ

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

おお、アフィリエイトってこんな感じなんですね(^^;  びっくりしました。あ、当然、下巻もあります。

そう、高校生の時、学校の図書館で読んで、すっごく気に入って、自分のお金で初めて買った本です。あ、もちろん、それまでにも本は買ってましたよ。すでに読んでるのに、手元に置きたくて買った本、ということです。

あらすじを書きますと、人間の開発によって住処を失うことになった野ウサギたちが、不思議な生活習慣を持った群れや天敵の襲撃を乗り越えウォーターシップダウンにたどり着くが、そこで種としての危機、メスがいないという事実に直面し、新たな旅に出るが・・・。後は読んでのお楽しみ、ということで。主人公のヘイズルは後半ぐっと渋くなるんですけど、あたしが好きなビッグウィッグの男気ぶりに共感いただきたいな、っと。そこそこの図書館にならあるはずなので、ぜひお読みください。

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