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応援したい人

畠中恵さんの本を借りられたお客様があったので「明日、この方の新刊入りますよ。」とお話ししたところ、夕方になってから「予約します」との電話がありました。ウチの図書館はここ最近「しゃばけ」シリーズを中心にちょっとした畠中恵さんブームが起こっています。職員お気に入りの作家さんは、つい貸出のときに「他にもこんな本が」とか「これはシリーズの2作目なので、これを読む前に前作を読んだほうが」という応援トークが出ちゃうんですよね。

他にも恩田陸さんの「常野」シリーズは順番というものがない代わりに、とっつきやすさというのがあるので、このシリーズで読むなら「蒲公英草紙」が一番入りやすいです(私見かつ蔵書にある中で)という説明をしたり。ほっといても人気があって借りられる東野圭吾さんの場合は、「探偵ガリレオ」の次に「容疑者xの献身」を借りておられるのか気になる、気になる。もっともあたしも順番逆に読んで、特に支障がなかったからOKなんですが、できるならば・・・。

最近、また貸出が落ちてきているのでパネルの開いたところに机を持ってきて『映画になった本たち』コーナーを特設。とにかく新刊本が買えない以上、ある本にしっかり働いてもらわないといけないのでね。ところが引っ張り出したら出てくる、出てくる。やっぱり人気のある本は映画になりやすいのか、映画化されたから購入したのか・・・。なにはともあれ応援したい人の本が貸出の機会が増えるのは良いか。

本日のお品書き

ゲーム産業で何が起こったか?

著者:浜村 弘一

ゲーム産業で何が起こったか?  ゲーム業界では有名な浜村氏がゲーム産業について講演した内容を本にしたもの。ゲーマーだけど、わからない用語が結構あって、時々引っかかりながら読んでました。サードパーティーは例えるなら開発会社の中でも外様大名みたいなものかしら?ハードを作る会社のソフト開発が親藩、その会社の子会社みたいのが譜代大名って感じ・・・。いや、よくわかりませんよ、読んでたときのあたしの想像ですから。

こんなレベルのあたしでも、今後、ハード戦争が様変わりをするということはよくわかりました。経済というのが世界の中で動いているのだな、ということと。たまにはこういう本も読んでみるものです。

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