インターネットって便利だね
最近、インターネットってすごい、と思うことがあったのです。先月の展示で掛け軸を使った絵がありました。片付ける=掛け軸を巻く=最後に紐で括る、という作業が発生します。いや、しかし、あたし、掛け軸の紐の縛り方なんぞ知らんよ。でも、ここは図書館、ロープの結び方の本とかあるじゃない、と探したけれど見つからない。もう少し探せばあったかもしれませんが、インターネットで「掛け軸」「結び方」で検索したら、一発で出ました。しかも紐が動くの。結ぶ順番に。すごいな、なんでもあるね。あ、でも、インターネットがあれば、図書館での調べ物はいらない、ということにはならないよ。だって、人は誰かと話しながら、自分の知りたいことを確認していく、という性質があるからね。だから図書館職員には人間としての感性や話し方・聞き方など、より洗練されたものを求められていると思います。
さて、便利なのはインターネットばかりではなく、パソコンそのものもすごく便利な道具です。展示などでポスターやチラシなんかを作るのですが、色々なイラストをクリップアートから選んで貼り付け、ワードアートを使って飾り文字を入力すると、とっても簡単にできちゃんだな、そこそこ見栄えがするのが。うちの職員さんなんか、ハロウィーンのでかカボチャ帽子付きをネットからカラープリンターで印刷して、切って貼って作っちゃいました。今月の展示は音楽がテーマだったのですが、パネル一枚はハロウィーンコーナーとなっています。
でもって、自宅のパソコンで、この写真を加工して図書館オリジナル絵葉書を作成。本当に簡単。実際の絵葉書には「みんなよい夢を・・・」という波文字を入れて、下に、くましゃん、メルくん、ニャッキ、とぬいぐるみたちの名前を入れています。くまのぬいぐるみは、本当はなんていうのか知りませんが、まあ、とりあえずくましゃん、ということで。メルくんは、最近ボランティアの方が、家ではもうぬいぐるみで遊ぶ子どもがいないので、ということでいただいた新入りさん。ちょうど2、3歳児くらいの大きさで、抱きかかえるとふわふわに柔らかくて気持ちがいいんだよ~。ニャッキはNHKのプチプチアニメのキャラクターです。私のお祝い事のときに義妹がプレゼントしてくれたもの。ニャッキも遊んでくれる子どもがいるといいだろう、ということで4月にお話の部屋の仲間入りをさせています。ちなみに、メルくんの大きさと比較すると、このニャッキのでかさが想像つきますよね。時々、バット代わりに振り回されています。見つけ次第、叱りますが、気持ちはわからんでもない(^_^;
本日のお品書き
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ハッピー フィート 期間限定版(1枚組) 販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ |
アカデミー賞長編アニメーション部門受賞作です。ペンギンがたくさん出てきて、歌って踊る楽しいミュージカル、なんですが、なかなか環境問題とか動物保護とかが見え隠れして、子ども向き・・・ではない気がいたします。日本語吹替え版もセリフだけが日本語で歌は英語のままだったんだよね。ディズニーなんかだと、ちゃんと歌の上手い人を吹替えに採用して、歌も日本語にしてくれてますが。やっぱり、あれかな、主人公かな。でも、主人公のマンブルは歌が歌えなくて仲間はずれにされるペンギンなので、彼が歌わなくても問題はないはずなんだけど。
吹替えですが、英語版の吹替えは贅沢です。特に説明の必要もないニコール・キッドマンにヒュー・ジャックマン。あたしの友人にヒュー・ジャックマンの大ファンがいまして、ブログでも熱く語っております。オーストラリア公演について語っている記事は、彼のファンなら一読の値打ちあり、です。
http://niphredil.cocolog-nifty.com/blog/cat11896608/index.html
さて、日本語版吹替えで、ヒロイン役を園崎未恵さんがされています。あたし、彼女なら、歌の吹替えもやれると思うので、しつこいようですが日本語の歌にしなかったことが、余計残念です。日本語の訳詩をつけるのが難しい、というのもあるんでしょうが。で、英語ではヒュー・ジャックマン演じる主人公の父親メンフィスの吹替えは、てらそままさきさん。漢字をわすれたのではなく、全部ひらがなの芸名のようです。昔、といっても数年前までは漢字だったんですが、吹替えのお仕事はひらがなの名前でされているのかも。あたしは『今日からマ王』のアーダルベルトや『サムライ7』のカンベエ役でしか知らなかったので、ダンディな愛妻家の声もステキでした(ごめん、マジ声フェチです)
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