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語りつくせない

 文章を書く、というのはむずかしいです。「洋服のサイズ」というテーマで書いた記事も、本当はまだ書きたいことがいくつか残っていたのですよね。

 例えば水着のこと。あたしが水着を買うときは、必ず黄色が入っているものを選ぶのですが、これは似合うとか好きな色だからとかの理由ではありません。もし海で沈んだときに発見してもらう可能性が高いからです。海中では深くなるにつれ暗くなる、という当然過ぎる事実があります。で、一番最後までよく見える色、というのが黄色なのです。素潜りでのサザエ採りを趣味とする以上、いつ溺れてもいい覚悟はあるのですが、溺れて沈んでしまうと探す人たちが大変なのですよね。せめて少しでも探しやすいように、という配慮です。もっとも溺れないのがベストではあります、自分的にも(-。-)

 ただ、こんな話は洋服のサイズとは全く関係ありません。洋服に関わる話題ではあります。このネタをうまく混ぜられるくらい文章力があるといいのですがねぇ。いや、全然関係ないかな。あ、念のために言い添えますが、一応、サザエは漁業権のある身内の監督の元に行っており、不法な採取ではありません。

本日のお品書き

図解 「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか 弁護士が教える論理的な話し方実践編

著者:谷原 誠

図解 「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか 弁護士が教える論理的な話し方実践編  ディベートに使えるのかな、と思ったらちょっと違いましたね。ともすれば感情的に攻撃しあいそうなシチュエーションを、いかに穏やかに解決していくか、という本でした。

 具体例をあげて、その質問(意見)と対応のどこに問題があるのかを指摘し、どういう対応がベストなのかをわかりやすく解説してあります。

 例えば、たとえ話で説明をして意見を言われると、つい納得してしまうことがあります。この例の場合、たとえが適切であるかどうかをまず疑ってみる、とあります。このたとえが適切でない、ということで相手の意見を覆すことができるわけです。

 さて、タイトルの「わたしと仕事、どっちが大事?」について。そもそも「わたし」と「仕事」は二者択一できるような同質のものではない、ということを理解することが肝心だとか。もし、これが「わたし」と「彼女」であれば、設問は成立するわけです。この設問は感情論理で構成されている、ということなので、「比べられない」という理性論理の回答では用をなさない。喧嘩になるだけ。

 では、この場合の正しい回答はなんなのでしょう?

   それは・・・「君のほうが大事に決まっているじゃないか。」

               ・・・・・・だそうです。納得できましたか?

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