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ミュージカルワークショップ①

 くたびれたし、たいへんだったけど楽しかった♡

 地元のこどもミュージカルグループ主催のミュージカルワークショップに参加した感想はこれにつきます。

 このワークショップに参加したのは、これが二回目です。前回は自分は参加するつもりではありませんでした。せっかくの夏休みだし、あまり積極的に何かをしようとしない姪っ子に、色んな年齢の人と一緒に作品を作る経験をさせようということで、第一回のワークショップに連れていったところ、知り合いにあってしまい、夜に大人の部もあるから一緒にやりましょう、と誘われ、押しに弱いあたしはなし崩しに参加することに・・・。

 ちなみに姪っ子は、7月のレビュウショウを見て、すごく喜んでいたので絶対やる気になる、と思っていたら、うまくノッてくれました。翌月からミュージカルグループに正式に参加することに。お金はかかるけどね、人間関係はもっと大切だ。それに年上の子たちがすごく可愛がってくれるので、それが嬉しい。

 最初のときは、急に参加することにしたため仕事が休めないため、日曜の練習と発表会は欠席しました。今回はきっちり休みを確保して、ついでに初日、二日目の練習に間に合うように時間調整をばっちりしときました。ちょっとでも休んだら、それでなくてもおっつかないのが完璧ついていけなくなるので、もう必死。それなのにあたしを巻き込んだ人たちが今回は仕事やら家庭の事情で不参加だったため、ホントのオトナはあたし一人になり大ショック。他の参加者はミュージカルグループのメンバーやOBで20代以下。なんか募集期間が十分に取れなかったため、人が集まらなかったとか。結局、大人チームは総勢8名(歌の先生も駆り出されて)で踊ることになりました。

 前回のお題は『コーラスライン』から「仕事がほしい」でしたが、今回も同じ『コーラスライン』から「One」。いい曲です。いいのかな、あたしがこんないい曲を歌って、踊って、という感じです。ちなみにこのミュージカルワークショップでは、振付の先生に東京で劇団を主宰していらっしゃる方をお招きしているので、かなり本格的です。そして、先生いわく、この曲は養成所で1年間勉強した人たちが、仕上げとして踊る曲なので、(あたしたちのような素人が)三日間で仕上げるのは本当は無茶なんだよ、とおっしゃいました。これ聞いて、もう頭グラグラしました。前回だって、もう踊れなくて辛くて、休憩時間に地団駄踏みながら、踊れる人に教えてもらってたのに・・・。大丈夫か、あたし?

 ま、何はともあれやるからには頑張るしかありません。初日は発声練習をして、その日にもらったばかりの楽譜を見ながら、まずは歌を頭に入れることから始めます。1番は全員同じ歌詞、2番は歌なし、3番は1番と同じ歌詞のパートと別の歌詞のパートに別れます。歌の練習を1時間位した後でいよいよ振付。

 舞台奥が頂点になるように三角形に並びます。まずは足は横(下手方向)、上体は正面、顔は横を向けてシルクハット(があると仮定して)を目深にかぶり庇を右手で持ち、左手は腰にあてます。この段階で、けっこうきつい。体がねじれてるから。でも、かっこいい。いや、自分がじゃないですよ。自分は見えませんから。他の人のを見てて、かっこいいなぁ、と。

 さて、ここからキックして、ステップ踏んで、キックして右手上げて、歌に合わせて右足出して左足引いて、左足出して右足引いて、踏み込んでキックしてターン。という感じで、どんどん振付が進んでいきます。全然わからん。とにかく一回見ただけでできてしまう人たちと一緒にやるので、あたしだけ、そこもう一度教えて、というのが中々できなくて困りました。とにかく時間がない。初日、二日目は3時間、最終日は午前と午後とで3時間くらい練習したら、もう発表会なので。だから、できない、わからないところは休憩時間にグループのダンスの先生や他の人たちに教えてもらいながら、何度も練習、練習。幸い歌は比較的短く、同じ歌詞を2回歌うパートなので二日目には頭に入ったから、後はとにかくダンス、ダンス。

 初日、ざらっと1番が終わったところで、突然、振付の先生が、ラインダンスをやるから、と言い出しました。あった、確かにあったよ、映画のラストシーン。みんなかっこいいゴールドのタキシード着て、高々と足を上げてラインダンスしてた。でも、あたしたちがやるんですか?中学生からおばさんまでいるので、身長がすごく違うんですけど。などという不安はありながら、ラインダンス、やりました。ごめんね、両サイドの子たち。あたし160センチあるんだよね。今日日、そんなに高い身長ではないんだけど、これから背が伸びる君たちには肘の位置が高すぎるよね。しかも、ウォークやターンなんかでどんどん立ち位置が変わっていって、なぜかラインダンスではセンターにいるのよ、あたし。先生、なんか絶対間違ってます。下手っぴを真ん中にするなんて。とはいえ、立ち位置は全体の流れから出来上がるので、仕方ありません。しっかり足を上げましょう。

 だいぶ長くなってしまいましたので、ミュージカルワークショップの続きは、また明日。

本日のお品書き

コーラスライン コーラスライン
販売元:TSUTAYA online
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 当然、本日のお品書きはこれしかないでしょう。舞台も見たいけど、なかなか地方には来ないし、来てもチケットが手に入りにくいので映画しか見たことがありません。一応の筋書きはありますが、素直に歌と踊りとエネルギーを感じるのがよろしいか、と。で、これを見た方、素人が「One」を踊るというのがどんなにたいへんか、わかりますよね。やっちゃいましたよ、でも。

 

 

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