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ミュージカルワークショップ②

 1番の歌詞が終わるところで初日の練習は終了しました。筋肉痛が出るかな、と思いましたが、特になし。これは、いわゆる年寄りは筋肉痛が遅く出る、というヤツですな。ちょっと悲しい。まあ、痛くなければそれにこしたことはないと、前向きに考えよう。ただ、筋肉痛はでなかったけど、疲れは出ました。仕事中に物置で脚立に脛をぶつけて、ちょっと流血。ぼんやりしてたのよ、自分では普通だと思っていたけど。左足も薬指の痛みがようやく治まったのに、なんかボロボロです。

 とはいえ二日目の練習へ。この日は、時間がちょっとぎりぎりになるけど胃に多少食事らしきものを入れてやりました。初日はバナナ一本食べったきりで、さすがにふらついたので反省しまして。反省といえば、1月だから、と思って着て行った長袖のトレーナーが暑かったので半袖Tシャツに替えました。最終日まで、半袖のまま。でも、全然寒くなかった。

 さて、まずは発声練習。歌のおさらい。ストレッチを十分にしてから、振付が終わったところまでを二回くらい練習。それから2番のところへ。いよいよラインダンス。右ターン、右ターン、左ターン、ウォークで列になって移動。センターに向かって左手を腰、右手は隣の人の腕にかけてラインダンス。アップ・ダウン・キックを右足から八小節。キックの足は90度以上高くしないといけないのですが、それ以前にうまく腕が組めない。そして右からアップさせないといけないのにたたらを踏んでしまってタイミングがずれる。きつい。それでも容赦なく振付は進みます。二日目はラインダンスから隊列移動して3番の歌詞の途中まで。途中、朦朧としてませんか? 、とメンバーの子に心配してもらいながら、なんとか終了。

 いよいよ最終日。この日は3時から発表会(とはいっても身内がほとんど)です。でも振付はまだ終わっていない。この日の午前中に3番の後半の振付を仕上げなくてはいけません。3番の前半は基本的に1番と同じステップとその変形で終了。続いてシルクハットを頭上で上下させながらキック・ウォークを繰り返しつつ移動。で、移動していったら、なんでまたあたしがセンターなの? なんと、センターに来たあたしは他の人と全然違う振付で前に出て行って、しかもフィニッシュのポーズまで違う。かっこいいポーズだけど、なぜ、あたし。センターが崩れたら、みっともない、というより、全部が台無しなんですけど・・・。でも、抗議する時間も余裕もない。大人げもない。だって、この日は子どもチームも同じ場所でダンスの仕上げしてるのに、大人のあたしがブチブチこぼしてどーするよ。もう、やるしかないです。

 昼食が済んで、胃が落ち着いたら、歌の先生がおさらいをしているのに混じって、何回か練習。特にターン。休憩が終わったら、子どもチーム、大人チーム、それぞれ通しで練習をして、いよいよ会場準備。モップかけて椅子を並べて、というのをしていたら妹からエマージェンシーが・・・。あたしたちの実の父母が見に来る、という電話があったそうな。もちろん、あたしが参加していることは知らない。他の用事が早く終わったので、孫(あたしにとっての姪っ子)の様子を見に来るということなのだけど・・・、ピーンチ。今更、逃げも隠れもできませんぞ。腹を括りました。

 そして、ついに3時。グループの代表の方と振付の先生の挨拶の後、子どもチームの「0点チャンピオン」スタート。子どもたち可愛い。一生懸命に手足伸ばしたり、ターンしたり。動きながら歌うのって難しいけど、よく頑張ってます。

 続いて大人チーム。正直、よく覚えてません。後から妹に聞いたところによると、キレていたらしい、あたし。それは目が据わっていた、ということでしょうかね。うまく出来なかったところもあったけど、おおきな問題もなく(練習のとき、センターに行くときにシルクハットを前に出す、という振付がスコーンと抜けてたことがあったけど本番では大丈夫だった)フィニッシュ。終わったら甥っ子に熱烈ハグされてしまいました。おまえ、6歳にして踊り子さん好きなのか? 将来が心配だよ。

 出番が終わり、みんなでお客様に挨拶と感想。子どもたちの挨拶は一生懸命さが伝わってきていじらしいくらい。大人チームといえど、主力は中学生で、ターンがちゃんと回れるようになって良かった、とか言われて、そうか、みんな頑張ってたんだ、と感動。でも、これって周りが全然見えてなかったってことよね。うう、また反省材料が。で、自分の挨拶ですが、これはやっぱり笑いを取らねばなるまい、ということで、フィニッシュのポーズを決めちゃいました。やっぱり盛り上げないと。

 たいへんだったけど楽しかった時間が終わり、めいめい家路をたどります。この日の夜はバテバテのあたしを気遣って、妹が夕飯をご馳走してくれました。ついでにビデオに撮っていてくれたので鑑賞会も。よし、ラインダンスの足がちゃんと上がってる。手の振りもしっかり伸びてる。パートに分かれているところも、ちゃんと歌が聞こえてる。ステップに怪しいところがあるけど、とりあえず合格点。次回も頑張るぞ。

本日のお品書き

バッテリー (教育画劇の創作文学)

著者:佐藤 真紀子,あさの あつこ

バッテリー (教育画劇の創作文学)  全6巻のハードカバー版をようやく読了。年末年始の間に読むつもりだったけど、残ってしまった。

 映画にもなったし、ベストセラーでもあるし、おおよその筋書きはご存知の方が多いでしょう。大雑把にいうと、天才ピッチャーの原田巧がキャッチャーの永倉豪に出会って、中学校の野球部に入部したものの、その性格から様々なトラブルが起きて・・・、というもの。うーん、でもそれだけでは語りつくせないな。なんだろう、そこはかとなく腐女子の香りがする、というか・・・。野球少年の話なのに、どうも爽やか成分が少ないのよね。

 読んでいてなんともいえず窮屈、というか世界が狭くて苦しい、という感じがあったのですが、後半、瑞垣くんが出てきて、ようやく息ができるようになりました。あ、あくまでもあたしは、です。だって、瑞垣くんも、爽やか野球少年じゃないから。でも、視野は広い。考え方も柔軟。囚われていることはあるけれど、主人公バッテリーと比べれば、もう全然違う。うちの職員から、彼が主人公の番外編がありますよ、と言われているので、それを読むのが楽しみです。

 

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