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海に生きる

 昨日、海に潜るときのことを書いていて、最近放映されたNHKスペシャルで現代に生きる海洋民族のことを見たのを思い出しました。

本日のお品書き=謎の海洋民族モーケン

 ミャンマーにあるメルギー諸島に暮らすモーケン(海に潜る人)の生活を描いたドキュメンタリー番組。

 透明度の高い美しく豊かな海。そこにイルカのように泳ぎ、20メートルもの深さへ素潜りで潜る人たち。一生の大半を小船で移動し、昔ながらの知恵を引き継ぎながら海での生活を送っています。彼らが潜り、獲物を取る姿はほんとうに美しい。無駄な動き一つない。あたしがフィンを付けてようやく2、3メートルを潜るのとは比べ物になりません。

 悲しいかな、現在、彼らが今の生活を続けていくことが困難なことを番組は教えます。ミャンマー政府による囲い込み。大型船と潜水具を装備したダイバーによる乱獲。そして貨幣経済の浸透。彼らが暮らす船には船外機が備え付けられ、その燃料はお金を出して買わなくてはならないし、魚だけを食べて生きてはいけないので。

 ところでモーケンの人たちの泳ぎ方を見ていると、日本の水練の泳法に似ているように思います。ナンバ走りが見直されている昨今なので、案外、この泳法も復活するかもしれませんね。

虚空の旅人 (偕成社ワンダーランド)

著者:佐竹 美保,上橋 菜穂子

虚空の旅人 (偕成社ワンダーランド)  参考までに。

 「精霊の守り人」シリーズの中の一作。この中にも海洋民族が登場します。さすが上橋さんはすごい。実によく海洋民族の暮らしぶりが描かれています。ここでも政治の世界に巻き込まれ、生活を狂わされる人々の姿に胸が痛みます。

 

 

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