言おうか言うまいか
たまたま今週発行の週刊誌(週刊朝日、週刊新潮、週刊文春、サンデー毎日)を登録していましたら、全てのトップ記事が例の農薬入り餃子事件でした。取り上げ方とその内容を読んで、しみじみ日本のマスコミって・・・。
詳しく語れるほど知識も見識もあるわけではないので、言おうか言うまいか悩むところなのですが、どうにも気持ち悪くて。
最初、このニュースをテレビで見たとき、中国で生産されている冷凍食品の餃子は、農薬にまみれた原材料で作られたのだ、とあたしは思いました。おそらくテレビを見た人の多くはそう思ったはず。でも、現在、材料に入っていたのではなく、後から混入された形跡がある、という可能性が出てきました。
もちろん、調査が入った結果、当初の予想と違う結果が出ても、それは何もおかしくない。ただ、調査がされていない段階で、あまりにも断定的な報道とそれを裏付けるようなセンセーショナルな映像が大量に放送されたことはジャーナリズムの良識が失われているように感じられます。以前にもあったダンボール入り肉マンは完全にデマだったわけで、こんなことが続くと、マスコミは何らかの理由で反中国のキャンペーンを行っているのではないか、という疑いさえ抱きます。
もちろんインターネットで色々な情報を得ることができるようになってはいますが、テレビをつけるだけで提供される量を考えると、もっと情報の質を高めてほしいと思わずにはいられません。社会の木鐸であれ、と願います。
本日のお品書き
ウケる文書・魅せる文書の書き方 著者:中森 勇人 | |
ホームページやmixiの活用の仕方も書いてあるので、仕事以外にも役に立ちそうです。
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