地上デジタル放送にしたら
テレビを替えまして、地上デジタル放送が見られるようになりました。そしたらNHKに教育と総合のほかに第三の番組表がありました。裏ではありません。NHKに裏はない(裏金はあるかもしれない)。
第三の番組表とはいっても、通常の放送の再放送みたいのがほとんどなのですが、なんと舞台中継がどんとありました。おお、これはすごい。気がつくのが遅かったけど、小劇場のを放映してくれているではありませんか。どうしても舞台となると二時間以上もテレビの前に拘束されるので、録画しても見られるかどうかはわかりませんが、そして、やっぱり舞台は生がベストとは思うのですが、せっかくのチャンスなので、なるべく見たいな、と思ってます。
本日のお品書き=フェイス イン フェイス
というわけで、早速、舞台中継の感想。2005年10月に上演された「フェイス イン フェイス」。THEATER/DOORS
腕のいい美容整形外科医の元へ、自分の顔を醜くしてほしいというイケメン俳優がやってくる。医者と俳優の10年間のやり取りを軸に話は進みます。時間軸はかなり自由に動いていたので、見るのにかなり集中力が必要でした。
エキセントリックな登場人物が多く、話がどこへ転がっていくのかわからないサスペンス。どうでもいいような思い出話が、後への伏線になっていて、こうくるか、と思いました。それは舞台なのだから、セリフは綿密に構成されていて当たり前なのかもしれないけれど、これがね、ものすごく重要なセリフになるとは思えないようなセリフの投げ方だったので。
七人も並べば一杯になる舞台。小劇場はいいなぁ、役者さんが近くて。
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