乗り物酔い
家に帰ってきたら体力ポイントのゲージがイエローになっていました。ひのきの棒で軽く叩かれただけでゲージが赤になりそう。死・・・死亡フラグがいつの間に立っちゃったのかしら。
そういや昨日から車に長いこと乗っていましたわ。人に運転してもらって後部座席に座っていただけなんですがね、軽く乗り物酔いしたようざんす。自分で運転すると車の揺れを予想できるから疲れるけど酔うことはないんですよね。そういや、旅行とかで10時以降は起きていられないのは乗り物酔いしているせいか。
ところでなんでそんなに車に乗っていたかというと、仕事と遊びと両方。遊びのほうはミュージカルを見に行きまして。感想は、また後日にでも・・・。内容とは関係ないとこで気になったことが一つ。こんなものなのかも知れないけど、というか、地方ではこんなもんなんだけど、お客さんがぬるかった。いや、違うな。自分の基準がヘンなんだわ。もう少し熱が冷めないと、まっとうな評価ができそうにないですね。
本日のお品書き=オールド・バンチ 男たちの挽歌
2006年に上演された舞台がテレビ放映されました。劇場は下北沢のザ・スズナリ。
クリスマスイブのある信用金庫の支店に押し入った銀行強盗たち。黒澤明監督の「七人の侍」になぞらえた名前で呼び合う銀行強盗たちの平均年齢はなんと75歳。最高齢の勘兵衛役の戌井市郎さんはなんと90歳にして初舞台。
それぞれ特殊技能を持った強盗たちは銀行員を人質に取り、パスワードを聞き出してコンピュータを操って外にいた仲間にお金を引き出させることに成功したのです。ただ、足が着かないように小口にわけたため作業に時間がかかる。その待ち時間の間に起きる出来事と明らかになる人間関係と銀行強盗に入った真の理由。
芸達者な役者たちによる盛り沢山でサービス満点な演出に笑いころげさせられます。笑いの中に挟まれる重いテーマが光ります。
謎なのは、外にいる仲間の映像をパソコンで取り込んでみるシーンを、テレビでは画面いっぱいに映像が映しだします。これって舞台ではどうなってるんだろう?そこだけ気になりましたが、年齢の重みを感じましたね。
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