後出しジャンケン
ジャンケンの話ではないです。年賀状の話です。年賀状とジャンケンに何の関係があるかというと関係はないです。ただね、毎年、年賀状が届くと、出してない人から来た、とか、出したけど来ないな、というのが、なんか後出しジャンケンしてるみたいな感じがしまして。
大体、職場関係は基本的にお互い大変だから出すのやめましょうね、というのがお約束。だけど、直接の上司(課長くらいね)には出したり、性格的にマメな人は出したりするわけで。出していない人には慌てて出すんですが、タイミングによっては直接手渡すほうが早いんじゃないかい、という気がしたり・・・。で、職場が変わるとこのマメな人たちは今年も送られるのかしらどうかしら、と悩むわけです。
今年は、個人的に祖母が亡くなりましたので、そもそも欠礼の挨拶を送るべきか?という悩みもありました。母に確認したところ(母方の祖母なので)、嫁に出ている子は出してかまわない、という話でした。こういう慣習もどうかとは思いますが、年賀状そのものが慣習なので流れのままに対応しようかと。ただ、結果的に叔母たちから年賀状が届いてない、ということは、やっぱり地域によって考え方が違うのかしら、と。例年、きちんと下さる方が送られなかったのは、もしかしてこちらの事情を考慮して送られなかったのかもしれないです。なのに平然とあたしからの年賀状が届いて驚かれた方もいるかも・・・。やっぱり後出しジャンケンみたいに、なんか微妙ゾーンに混乱。
本日のお品書き
| 新世界より(下) |
年末に手に汗握りながら読みました。
一人称で書かれていて、主人公が過去の出来事を書く理由を冒頭で示すのですが・・・。そこで、人間というのは自分の都合の良いように記憶を書き換えるものだ、自分もその例外ではない、という台詞があるのです。なんか、作者がミスリーディングさせる気満々な感じがするもんですから、用心しつつ読み進めました。
結論から言うと、こいつは怪しい、と思ったら怪しかったし、この人は死ぬなぁ、と思った人は死んじゃいました。後者は、すみません、あまりに殺伐な書き方してしまいまして。ただ、ホラーとかサスペンスって、大体、この人はこのくらいのタイミングに死んで、この人は最後まで生き残るな、というのがわかる時があるじゃないですか。予想どおりに話が進んでいくので、心配していたミスリーディングのワナにははまりませんでしたね。あれ、待てよ、もしかしてそれが作戦か?
余談ですが・・・以前見た人工的に知能を高くしたサメに襲われる映画「ディープブルー」では、最初の予想では思いもかけない人が生き残りそうになって大いに盛り上がりました。この○○が生き残るのに3000点、とか言ったりして。
閑話休題
この小説を読んでいて思い出したのが、筒井康隆さんの小説なんですが・・・。タイトルが思い出せません。人類が最終戦争によって滅んでいく様子とその後の地球に生きるものたちを描いた作品だったのですが、タイトルが思い出せない。破滅に向かう話を読んでいるときのやるせない気持ちになりました。ネタバレになるので、実際はどうなのかは書きませんが、うーん、たまにこういう話を読みたくなるときがあります。人間、前向きで美しいものだけ見て生きているわけではないので。良いとか悪いとかではなく、何かを誰かを踏みつけにしてでも生きていかないといけないのが、間違いなく生命の流れだから。
いや、読んだ読んだ。お腹いっぱい。ご馳走様でした。
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コメント
お久しぶりです。明けましておめでとうございます。
筒井康隆の最終戦争テーマなら「幻想の未来」「霊長類 南へ」が思い浮かぶのですが、後者はただただ悲惨なスラップスティック。最後に二者の美しい会話があったのなら「幻想の未来」では?
「リアル鬼ごっこ」は、最近読んだのですが、赤ペン先生になりそうでした。星新一がショートショートにしたら良いネタだったかも、とか思う旧世代です。
投稿: 同じ職場の人 | 2009年1月 5日 (月) 22時23分
こんな僻地へのご訪問ありがとうございます。いつもながら、寝言を書いているような有様で申し訳ありません。
筒井康隆さんの小説の情報、助かりました。そうです。ラストの壮大かつ美しい対話が良かったのですよ、この作品。正直、筒井さんの小説はエログロがきついものが多くて、読むには気合がいるのですが、気合を入れて読んで良かった一冊でした。
それにしても山崎ナオコーラさんがまた芥川賞の候補になっていましたが、うちの職場では、なぜ直木賞候補ではないのだろうか、と疑問符が飛び交っています。まあ、それだけ両者の敷居が低くなっているのでしょうね。
投稿: てんてん | 2009年1月 7日 (水) 21時34分