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小説とドラマ

 ちらっと小ネタ。通勤に利用する国道は、よく同じ場所を工事して片側通行にしてくれちゃいます。余裕があればいいけれど、たまにギリギリだったりすると困ります。先日も道路工事用の信号を積んだ黄色いトラックを発見し、またかよ、と思っていたら、信号がどんどん前へ進んでいくではありませんか。赤信号を光らせたまま、のろのろ前進するトラック。何時まで経っても赤信号に追いつけません。どこまで行けば、普通に走れるんですか~?

 ぼやいていたら1キロくらい走ったところで問題のトラックは道路脇に止まってくれました。やれやれ。

 さて、本日のお品書き、今日はスペシャルで。テーマはこちら。

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 ベストセラーでドラマも高視聴率ゲットの話題の作品。なので、色んなことは語りつくされているでしょうが、面白かったので取り上げることにしました。一応、ネタバレを含みますので、続きを読む、にて。

 話題作なので、図書館では予約が続いて、しばらく書架になかったですね。そういうわけで原作を読まずにドラマを見ました。私見ですが、この作品については、それが正解だったのではないかと思います。小説を先に読んだ方で、あまりにイメージが違って不愉快に思ったというお話を聞きましたので。それについては、お気の毒に、としか言いようがありませんが、ここまで原作から離れると、はっきり別物認識できて、かえって良いような気もします。

 最初から宮藤官九郎さんの脚本なので一筋縄ではいかないことは予想できました。特に「妄想係長 高山」シリーズなんて、あり?それはありなの?って突っ込みどころ満載で。思うに(勝手にですが)、このドラマはストーリーは原作に沿いながらも、役者さんに当書きした二次創作(いわゆるパロディ)として作られたんじゃないかな、と。

 それとドラマは当然、テレビ放映なので不特定多数の人が影響を受けやすいから、同情すべき理由はあったとしても主人公たちの詐欺行為を原作どおりに描くのはどうか、という製作者側の意図があるような気もします。犯罪ですからね、詐欺は。例えば原作だと、結構、シーは悪女な感じ。可哀相な生い立ちだから、というので値引きができないくらい自覚的に相手をだましにかかっている。この辺りをドラマでは笑いのオブラートに包んで、上手くかわしている感じがします。

 罪を犯した人間が、それを自覚し、罪を償いながら、それでも幸せに生きていくことが許されるのか、というのが作品のテーマだったかな、と思っています。小説では、そもそもの発端である殺人事件の犯人は自殺という形で終止符を打つのですが、ドラマでは死なせなかったのが大きな相違でした。どちらが良いとはいいませんが、あたしが感じた作品のテーマからするとドラマの方が気持ちにしっくりきます。

 表現方法は違っても、小説もドラマもどちらも真剣に向き合えた作品でした。・・・それにしてもドラマのサギって一体何者なのかしら?

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