なんだかよくわからない
ぼんやりとCSで放送していた映画を見ていました。さっぱりわけがわからなかった。粗筋は、最終的にはわかったんですよ。幸せな家庭で過ごす夫が仕事でパリに出かけている間に、事故で子どもが亡くなって、発作的に妻は自殺。その喪失感を癒すために行きずりの女性との関係に溺れていくけれど、その女性に拒絶され、夫の方も自殺。で、ジ・エンド。いいんだけどさ、子どもと奥さんが亡くなったなら、まず家に帰れ、夫。葬式とかしてやれ、夫。使用人に何もかも任せてるんじゃありません。
面白くなければ見なければいいんですが、女優さんが美しくて、つい見てしまったんですな、これが。昔、「愛と宿命の泉」という、やたら長い映画を見ましたが、これもエマニュエル・ベアールの美貌があったからこそ最後まで見られたようなもん。「愛と・・・」のベアールは野生的な美女でした。CSで見た女優さん(名前未確認)はパリらしい都会的な美女。色が白くて手足が細くて、黒のシンプルな服がよく似合ってました。まあ、内容はどうでも、眼福でした。
その後、借りてきた小説を読みかけたのですが、結局、途中で投げてしまいました。何がいけなかったか、というと、くどい、の一言。不条理系ですが、この手の作品だとマンガに吾妻ひでおの作品と比べてしまいます。笑わせたいのか、不愉快にさせたいのか、ひたすらふざけているのか、意図不明。
なんだか消化不良になってしまいました。お口直しに、以前録画した舞台中継を見ましょう。
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