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コント:レビュー・ザ・レビュウ~二幕①

ちょっと説明:このブログに時々登場する今泉森哉くんと紐育星組を心から愛するその母時枝、母の友人の谷さんが「歌う♪大紐育♪3ラストショウ」DVDを見ているコント(?)。ネタバレ注意。森哉くんが感想を書きながら、母たちのボケツッコミをかわしているところがコントといえなくもない・・・。

 さて二幕です。「バラ色の人生」が始まるまでのBGMか。これも胸をわくわくする曲だからいいですね。

 上手からラチェットとサニーが登場。台本を見ながら、よく出来ているわ、と言うラチェット。どうやら新次郎のひらめきはちゃんと形になったようですね。
 これはまさかのサニーからの「好きだ」発言。随分唐突な・・・。え?ゲームからのファンは全員いつ言うか待っていたんですか。それは、まあ、母さんの独断でしょうが伏線はあったと了解しておきましょう。
 しかし「手遅れね」とサラリとかわされてしまった。がっかりするかと思いきや、笑い飛ばしてますが。面白いな、人間は前向きにしか歩くようになっていない、と言いながら、後ろ向きに歩いてみせるサニー。そしてサプライズ、サプライズ、手遅れ、と歌いながら楽屋に向かう後姿の明るさの中に哀愁を感じなくもない。
 苦笑しながら、あの明るさは貴重ね、というラチェット。いいコンビではあるんだな。ここで、今回のスペシャルゲストのさくらさんが登場。映画で一緒に出演したことがあるんですか。おや、歌が。「全ては海へ」。これは・・・、すごい。もし色物だと思ってこの公演を見ないとしたら、それはものすごくもったいないと思わせるほど、きれいなハーモニー。
 二人が楽屋へ向かって無人になった舞台の中央、緞帳の間から顔をのぞかせている、これは入国管理局をお祈り一つでパスしてしまった強者エリカさんですね。ここは一体どこですかぁ?って叫んでますが。リトルリップシアターにいることをお客さんに確認して(それもちょっとめまいがする展開ですが)、安心した途端、歌いだしましたよ。なんのコミックソングだろう。違う?コミックソングじゃない?いや、まあ、いいか。
 舞台で歌っているのを新次郎が発見して、慌てて退場させようとさせてます。モギリの仕事を一生懸命していると。叔父さんの知り合いなんで若干当惑させられてますが。それにしても、てこずりましたね、思わず口調が新次郎じゃなくなってた。恐るべし、エリカ。

 さあ、いよいよレビュウショウの開幕。サニーさんの美声で紹介される今宵の演目は「ロード・オブ・アメリカ~ひらめきの彼方へ」。アメリカの歴史を歌と踊りで綴るショウ。

 あの、舞台上に吊るしてある「ピ」の電飾は・・・。歌が「ひらめきピピピ」だからって、そん無茶な。うっ、でも衣装もすごい。ワンペアがエナメル生地でノースリーブのワンピースに色違いの大きな帽子、手にはバトン。ラッシー先生、双葉さん、レッドベリーは下は普通の白のコットンパンツっぽいけど、上はワンペアと同じエナメル生地のシャツ、極めつけは頭の触覚もどき。みんなカラフルでサイケな柄。えーと、あれ、例えばNHKの子供向け番組とか、なんかそんなのに出てくるキャラクターっぽい。歌もそんな感じ。リズミカルで音を楽しむ歌ですね。ダンスも、ひらめきの魔法をかけているっぽくて面白い動きです。
 あれ、今、気がついたけど、新次郎一人いつもの衣装じゃないですか。頭にライト付きヘルメット被っているだけで、普段と全く変わらないのは、ある意味気の毒な気が・・・。

 いよいよ本式にアメリカの歴史について。まずは「移民の歌」。確かにアメリカの歴史は移民から始まると言って過言ではないでしょうからね。ダイアナさんのソロですね、歌は。これはアイルランドが舞台なのかな。ダンスがアイリッシュダンスみたいだし。苦しい生活にただ耐えるだけではなく、自分の力で新世界での新しい暮らしを作り出そう、と歌いかけてるんですね。これは家族?お父さんとお母さんと弟にダイアナお姉さんが一緒にアメリカへ行こうというお芝居仕立てになっているんですね。ダイアナさんの芝居の時の目線がいいな。しみじみ思います。

 ピピピ隊?ワンペアと新次郎が、さっきの「ひらめきピピピ」のサビの部分を歌っている間に舞台転換をするという。通称ピピピ隊・・・。それ、今、思いつきましたね。谷さんも、うなづいてもだまされませんよ、全く。馬鹿なことを言っている間に、次の歌になります。

 印紙条例を撤回しろ、と群集が叫んでいるシーンから始まる次の歌は「インディペンデンス」。独立宣言か。グレーのいかにも仕立てのいいスーツを着こなした昴はかっこいいですね。雷の音と光でひらめきを現すのはベタですが、昴がやるとサマになるからいいか。ブラスバンドで行進しているみたいな勢いのある歌ですね。へえ、公演を見た夜は、この曲が頭の中で鳴り響いて寝られなかったんですか。母さんもナイーブなところがあるんだ。うん、でも、わからなくもない。耳に残る感じ。
 ダンスがアンサンブルが一斉に動いているので、本当にミュージカルを見ているみたいですね。魚群?オーディオコメンタリーで魚群のような動きって言ってたんですか。あぁ、そう言われれば、水族館なんかで見る小さな魚たちが鱗を銀色に輝かせて、まるで一匹の魚のように泳ぐ姿に似てます。・・・ところで、その魚群の先頭を行くのが昴とサニーなんですが、サニーの表情が怖いんですけど、どうかしたんですか?はあ、初日に色々とちったと。で、芝居のシーンと違って、昴がメインのこの歌でとちるとまずいので強張った表情になっているんですね。ふーん、サニーさんがねぇ。

 

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