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コント:レビュー・ザ・レビュウ~一幕②

ちょっと説明:このブログに時々登場する今泉森哉くんと紐育星組を心から愛するその母時枝、母の友人の谷さんが「歌う♪大紐育♪3ラストショウ」DVDを見ているコント(?)。ネタバレ注意。森哉くんが感想を書きながら、母たちのボケツッコミをかわしているところがコントといえなくもない・・・。

なんだ、この部屋は、という双葉さんが舞台下手の緋毛氈を引いた椅子に腰掛けてます。確かに巨大招き猫にお地蔵様、富士山の絵に天井に鯉のぼりがぶら下がって。日本が好きな外国人は、どうしてこう勘違いをしているんだ、と慷慨する双葉さん、気持ちはわかりますが、最後の「ヤッタァ、ヤッタァ!!!」っていうのは一体。えっ、「ヒーローズ」というアメリカのドラマの日本人がよく叫んでいるんですか。それは、正しい誤った日本人の引用例ですね。あれ、なんかヘンな日本語になってますね。ま、なんにせよ、こんな部屋はサニーの部屋に間違いないですね。
 と、叫んでいるところにレッドベリー登場。色っぽいですね、あいかわらず。そしてキツイ物言い。でも、親バカ街道爆走真っ最中の双葉さんに、捨て子であることを気遣われた辺りの戸惑っている姿はいいですね。なんか今まで突っ張っていたものが、すっと取れた感じで。
 下手にはけた双葉さんを見送るレッドベリー、上手から聞こえる「ダメだ~!」という叫び声に慌てて振り返ると、巨大招き猫の顔の真ん中が開いてプチミントの顔がのぞいている。えっと、これ、今回のプチミントは、またえらくほっぺたが赤い、ですね。まあ、同じ男として、それでも可愛く見える新次郎には、ある意味、脱帽ですが。レッドベリーの痛烈なバカ発言に、また招き猫に引きこもるプチミントこと新次郎。慌てて追いかけるレッドベリー。あれ、本当に可愛い性格してるな。

 入れ替わりに下手からサニーとワンペア登場。大福帳みたいな巨大な売上帳を嬉しげに見るサニーに対して、仏頂面のプラムと杏里。それもそのはず連日劇場は満員なのに赤字が出ているとは。ここからなぜ赤字になったかを思い出すサニーが走る、動く、しゃべる。去年の武道館ライブって、母さんたちが行った、あの?そう、楽しかったんですね、(ふっ、聞くんじゃなかった)。良かったですね。
 お、ラッシー先生登場。レビュウショウについて熱く語り、ステップを踏む。楽しいなぁ、あいかわらず。ただ、ちょっと、悩むんですが、合体には・・・。ま、いいか。語るだけ語るとラッシー先生退場。
 いつの間にか招き猫から出てきた新次郎とレッドベリーを発見するサニー。ずいぶん新次郎を評価しているようですが、本気なんですかね。噛みまくってますが。それはさておき、レッドベリーのおかげでいいアイデアが浮かんだと、二人で手を握って盛り上がってます。カメラワーク、面白い。ヤキモチを焼く杏里とそれをなだめるプラム。面白がるサニー。イッツジョーク、ユーノウ?って、言うたびに、冗談になってない、とプラムに突っ込まれるサニー。怒って退場するレッドベリー。恥ずかしがって髪を指でもてあそぶプチミント。この辺りは噛み合わない会話で盛り上がってます。

 ようやく本筋、次回のショウの構想の話になりましたね。でも、妄想テレビジョンって。妄想はないだろうと思うんですが・・・。え、伝統?歌謡ショウからの伝統って、妄想が伝統なんて、どんな伝統ですか?詳しくは知らないけど、昔からあったんですか。妄想ショッピングとか・・・。怪しい、怪しすぎる。が、今は追及しないでおこう。
 スターファイブがそれぞれの持ち歌、衣装を交換して日替わりで演じる、というのは面白い演出ですね。あ、早速、始まりましたね。最初は「その名はロデオ」。ジェミニのピンクのドレスが可愛らしかった、あの。って、ええっ、まさかのサジータですか!?有能な弁護士で元暴走族のリーダー、ハンサムウーマンのサジータが、カントリーソングにピンクのふわふわドレス。うわぁ、面白い・・・。はい、何ですか?母さんたちが見たときは、わざと音程を上げ下げして、その度にダンサーさんたちにジェスチャーで上げろとか下げろとか言われていたんですか。へぇ、そりゃ、全公演を見たくなる話ですね。
 続いて「ジャングルレビュー」。リカのおサル姿が可愛かった・・・、う、ダイアナさん、セクシー。同じ衣装なのに、なんでこんなセクシーに。いや、前回の黒豹リカも色っぽくしていたけど、これはもう・・・。周りのサルもオスザルになって絡んでくるし。オスザルたちの動きはコミカルなんだけど、でもダンスの厳しさは半端じゃないですね。
 そして「モノクローム」はダイアナの演じるクレオパトラの歌。連続セクシー系なのに・・・、リカ!?リカは11歳の設定だったはず。あ、でも、やっぱ、可愛いや。良かった。はい?歌の最後、DVDでは収録されていないけど、ラッシー先生演じる男性ダンサーの腕に抱え上げられるリカがキュートだった、と。それは残念、見られなくて。
 今度は「愛の花」ですね。これはダイアナ演じるピンカートンと昴演じる蝶々夫人による名曲ですが・・・、あ、ジェミニがピンカートン。凛々しいな。これははまってて安心して見られる・・・って、おぉい、サニーさん。何を一体。まさかのサニーサイドバタフライ・・・。美声ではあるが、ビジュアル的にはとんでもない。これまでのショウで、しんみりと一幕の幕を締めてきた曲をこんな・・・。楽日はジェミニに「キモい」って言ったんですか?わからなくもない・・・。
 動揺を覆すかのように「ビバ!ハーレム」。昴、締めてくれます。すばらしい。これは違和感なく聞けますね。え、武道館ライブのマリアを思い出させる?それもカッコよかったんですね。そりゃ、良かった。それにしても最後のハイキックは魅せますね。

 で、妄想テレビジョンを見終わったサニーの評価は・・・。人間が小さい、と言われ、ダメージを受ける新次郎。大河さん、壊れちゃった、という杏里がおかしい。確かに、すごい表情でした。プチミントがあんな顔をしちゃまずいよなぁ。ともかく、壊れた新次郎は下手によろよろと退場。ワンペアに責められるサニー。少しでも気を抜くとショウは失敗する、サプライズが大事だと言うサニー。はは、言うだけじゃないですね。すごいダンスつき。で、大事なのは、そのサプライズを生むためのひらめきだ、と言うと、上手からリカが登場。手にした魚を前に出し、一言。「はい、平目(き)。」って、どんな駄洒落なんだろう、これ?可愛いからいいんだって、全くリカがやることなら何でもいいんですね、母さんは。

 暗転の後は、毎度おなじみ入国管理局コント。今まで働いていたジェームズが今日で退職、後任のウボボ(ウボボ?)に引継ぎをするという設定なんですね。それにしてもチャドとニジェールがお隣同士の国だ、ということで盛り上がって始まる「オッオッオッ」というダンスは一体・・・。
 最初は中国からの密入国者。すごいバック転を見せてくれます。それにしてもパスポートの代わりに「地球の歩き方」を出すところが何とも。当然、入国できないとして、密入国者には死を、と言うウボボ。それは明らかに行き過ぎだけれど、だからといって、なんと三度もウボボに飛び蹴りするジェームズ。そして、ジェームズの温情によりパスポートではないのにも関わらず、入国許可のスタンプが押される「地球の歩き方」。・・・これって、役所的にありなんですか、谷さん?あるわけがない?そうですよね。所定の場所に押されていないスタンプでは有効にはならないんだろうに・・・。あ、でも、ここはコントだからいいんですよね。
 ネクスト、と言われて入ってきたのは臨月妊婦さん。こらこらラマーズ法の呼吸しながら手招きして、生まれたらどうするんだ、というツッコミを劇場中の人がしたんだろうな。すんなり入国できるかと思いきや、ジェームズからのウボボへの飛び蹴り。またもやすごい高い打点での蹴りが決まる。蹴られたウボボも痛いだろうけど、蹴った後は全身で舞台に落ちているから、ジェームズもさぞ痛いだろうな。結局、この妊婦さんはお腹に麻薬を隠していた偽妊婦だったわけだったんだけど、確認のために服を脱がせるシーンで照明がピンクのピンスポットになっているのが笑える。
 結局、捕まえようとするジェームズを打ちのめし偽妊婦ことマッスル女は逃げ出します。それをジェームズが追っかけていき、ウボボが一人残される。はい、楽日では、待てー、と言った後に、マッスル女、好きだ~、と叫んでいたジェームズなんですか。細かく変えてきますね。
 一人になったウボボが迎えるのは、2景で遭難したはずのダンディ団の二人。よく無事だった。千秋楽では舟が真っ二つになったにもかかわらず二人揃っての入国ですか。まさに、メイク・ア・ラック、奇跡を呼ぶダンディ。嫌な予感にひるみながら仕事だからとパスポートを出すよう求めるウボボ。しかし言葉の壁か、わからないダンディ団は適当にさっき釣り上げた魚を渡す。当然、ウボボは怒るので、じゃあとボスが賄賂を渡す辺りは、さすが設定ヤクザ。即座にウボボが悪党には死を、と拳銃を出しますが、それも極端な話。ところが、ダンディ団もさるもの。ウボボの腕をボスがブランブランに・・・。まるで交通整理の人が手信号のよう。通っていいと勝手に解釈して通るダンディ団。行きかけた西村がウボボの腕に目を止めて、あっという間に治してしまいました。え、他の回は、箱の中から色んな道具を渡すだけで治さないんですか?この後のスペシャルゲストのために、今回だけは治したんですね?
 言っているうちに出ましたよ、スペシャルゲスト。帝都のさくらさんと巴里のエリカさん・・・、でしたっけ。えっと、展開がすごすぎて脳がついていかないんですが。12年のショウの歴史を知らないと、途方にくれますね。谷さん、そんなに面白いですか?はあ、勢いにつられた、と。わかります。パスポートを忘れてるのにお祈り一つで入国許可を取り付けるとは、恐ろしい人ですね、このエリカという人は。お、舞台の上でエリカのノリに置き去りにされていたさくらがすごい。すごい刀捌きだ。銃を切られたジェームズとウボボ、とうとう二人を入国させてしまいましたが、二人して新しい仕事を探すことにしましたか。気の毒に。オッオッオッの声に合わせてジャンプしながら退場する二人。
 
 
 

 

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