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テレビっ子

 このところ忙しくて・・・、って枕詞ですか、なんかの?というくらい、この書き出しが続いている気がしますが。すみません。頭が回らなくなっているようです。

 本が読めないんですよ、ともかく。昨日の記事で「思い出探偵」をアップしましたが、これが久々にまともに読んだ本なんですもん。で、このところはいわゆる「ながら族」で、何かしながらテレビを見ていることが多いです。一つにはハードディスクの残り時間が少なくなってきたので録画したままになっていたお芝居を見てしまおうという魂胆もあるのですが。

 そんなこんなで・・・

本日のお品書き=シラノ・ド・ベルジュラック

 NHK「劇場への招待」で放映された作品。ニューヨークのリチャード・ロジャーズ劇場にて2007年に上演された舞台。始めに主要な出演者の紹介をしてくれるのもありがたいことです。

 主役のシラノを演じるケビン・クラインは「ワンダとダイヤと優しい奴ら」でアカデミー助演男優賞を受賞した役者さん。おお、あの!あのシュールな可笑し味のある映画の!

 ロクサーヌはジェニファー・ガーナーはテレビ「エイリアス」に出演していたそうです。美人で賢くて勇気があって、そしてコミカルな演技が魅力でした。ロクサーヌと恋に落ちるクリスチャン役のダニエル・サンジャタは「最も美しい50人の一人」(ピープル紙、2003年)に選ばれるほどの美丈夫。

 有名なお話なので筋書きはご存知の方も多いでしょうから、感想は簡単に。

 何がいいって、やっぱり歴史ものは衣装の凝り方がね。目の保養です。そして劇場中継だと照明の感じだとかがどうにも気になるのですが、実に上手く撮影されていました。それからお客さんの反応がとても良かった。面白いと感じるところに笑い声がぱぁっと上がるんですよ。ああ、楽しんでるんだな、というのがね。一緒に見ているって感じがしました。

 当然、字幕ですが、以前、緒方拳さんの日本版シラノ(かつ一人芝居)を見ていたので、内容がわかっていたからすんなり内容に入り込めました。それにつけても生の舞台が見たいことよ。

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