舞台は楽し
先日、「新社会人のみなさんへ」などと偉そうなタイトルで、職場の飲み会には出ようぜ、と書いたのですが・・・。あんまり飲み会大好きな印象を与えるのもいかがか?と、思ってみたりもします。
職場の関係で、関連団体の懇親会に出るように言われたんです。日程的に問題なかったので、即OKの回答をしました。基本的には関連職場全員出席なのですが断られる人もおられるそうです。まあ、その人は飲み会の席とか得意じゃないらしいから、と言うおまけ話が出まして、ちょっ、上司!?それってあれですか、あたくし、飲み会の席、得意とういうか好きって見なされているってことっすか?
思わずつっこんでみました。したら、そうだ、という回答があっさり返されまして・・・。しかたないので、誉め言葉として受けておきます、とせめてもの反撃しましたら、職場中から、いいこと、いいこと、と誉められまくりました。どんな職場なんでしょうね。挙句、てんてんさんは一升瓶を前に置いて飲んでいる印象がある、とまで言われましたよ。そんなことはないですから。これホント!
本日のお品書き=女ひとり~ミヤコ蝶々物語
ミヤコ蝶々 女ひとり 著者:日向 鈴子 |
2008年10月に大阪松竹座で上演されたミヤコ蝶々さんの自伝を元にした舞台。アフィリエイトは本からご紹介ということで。
いやぁ、このところ見ていた舞台中継は基本的に小劇場とかが主だったので、テレビなどでも活躍される有名な役者さん、喜劇人が出演する舞台は、ひたすら贅沢な感じがしましたよ。何せ主演が沢口靖子さん、蝶々さんのお父さんは西川きよしさん、後の蝶々さんの夫である南都雄二役は風間トオルさんですからね。もちろん他にもたくさんの方が出演されていて、モブシーンは掛け持ちの多い小劇場とは感覚が違いました(それがいいとも悪いとも言いませんよ、お間違いなく)。
やっぱりですね、自称大阪人(というか大阪育ち)としては西川きよしさんが出るだけで嬉しくなっちゃうんですよね。心の成長のかなりの成分は吉本やら松竹新喜劇やらでできているので。で、やっぱり大阪ならではの掛け合いとかが楽しくてね。若干、沢口さんの台詞回しが一本調子な感じが気になるといえば気になるのですが(でも体当たりな演技は好感度大です)、舞台はみんなで作るもんですから。
ネタバレ警戒を発令しときます。
ラストのミヤコ蝶々告別式で、昔の一座のみんなが現れて「地獄極楽一座」を率いてあの世でも舞台を続けるぞ、という辺りの掛け合いが本当に楽しい。八十歳の人生を終えた蝶々さんはやっぱり舞台の魅力、幸せがあふれ出ています。もちろん、それまでの辛さ、苦しさを踏まえて、それでも舞台は楽しいものなのだと。
うん、そうですね、仕事も一緒です。完成を、出来上がりを楽しみに。頑張っていきましょう。
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