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危険生物注意報

 うちの職員さんの二の腕に直径1センチくらいの痣ができていたので何事か尋ねました。そうすると本人いわく、山の温泉に入っていたら、何か違和感があったので手で払ったと。そうすると何かがコロリンと落ちたようだった。それはいいとして、さっきまで、その何かがいたはずの皮膚から血がタラタラっと流れて、しかもしばらく止まらなかった、と。

 そんなスプラッタな経験、原因を追及しないわけにはいくまいよ、調査のプロの図書館職員としては。ということで、調べました。

 ただ、すみません。調べる前に、おおよその見当がついていました。なんせ元野生児なもんで。結論から言いますと、ヒルです。まず吸血されている最中にまったく気がつかなかったこと。そして皮膚から離れてから血が止まらなかった、この二点がポイントです。普通の吸血生物、といっても日本では蚊ぐらいなものですが、蚊の場合、噛まれると痛みがあったりかゆみがあったりします。それが特に不快感がなかったというのはヒルの特徴の一つです。そして何より離れてから血が止まらない、というのは血液中の凝固作用を抑制する成分を唾液に含むヒルの最大の特徴です。

 これらのことからインターネットでヒル(正確にはヤマビル)について検索して、裏付けをとりました。ただ、一つ気になるのは・・・。温泉にヒルが入っていたということ。ヤマビルというのは陸棲の生物なので温泉で泳いでいるのは変なのですよ。考えられるのは野生動物(サルとか鹿とか)が温泉に入ってヒルを落して行った、のではないかな、と。でもいくら露天風呂とはいえ、野生動物は入らないし。不思議です。

本日のお品書き

 北極のナヌー プレミアム・エディション 北極のナヌー プレミアム・エディション
販売元:セブンアンドワイ
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 子ども映画会で上映しました。ドキュメンタリーなので、まあ、小さい子どもには退屈かなぁ、と心配していたのですが、ものすごく熱心に見てくれた子がいたそうで、良かった。

 昔、「野生の王国」という野生の動物を撮影した30分のドキュメンタリー番組がありました。さすがにおぼろにしか覚えていないのですが、これは本当にストーリー性は全くなく、ひたすらに動物たちの姿を映し続けていた、ように思います。

 それと比べると、一応、ドキュメンタリーなんだけれど、それなりのストーリー性、それ以上にテーマ性を持たされています。それは環境問題。稲垣吾朗さんの穏やかな語り口で、何度も繰り返される温暖化の危機。それに伴うナヌーたち北極に住む動物たちの生活が脅かされる現実。

 ま、それを言い出すとなかなか大変なことになりますので、映画本編について。色々、ツッコミたいところが。ナヌーっていうのは北極グマの子どもなのですが、弟がいました。結局、途中で飢えと寒さで死んでしまいます。うん、確かに途中で死んじゃうんだけどさ、名前くらいつけてあげてほしかったなって思いました。

 もう一人、もとい一頭のヒロインがセイウチのシーラ。彼女は産みの母と子守役の二頭に育てられます。セイウチには未出産の若い雌が自分の子育ての練習のためもあり、群れの中の別の雌が産んだ子どもを一緒に育てる習性があるそうです。うん、でも、子守役にも名前を付けてほしかったです。なんとなく。

 さて、ナヌーは、なんだか生まれてからずっと苦労していて、割と御飯も食べられないことが多かったのですが、シーラは大勢の仲間と一緒に暮らしていて、危険な目にもあうけど、周囲に助けてもらってなかなかのお嬢様ぶりでした。しかもお年頃になってからは、そんじょそこらの男にはなびかないわよ、というお嬢ぶりが良かったですわ。

 ナヌーもシーラもこれから大変な時代を過ごしていくのは確実なこと。救われる道があるのならば、それに尽力をしたいものです。ただ環境問題の最大の問題は、本当に何が原因なのか、そしてどうしたら解決するのか不明確なことだと思います。もちろん、これが原因だ、という主張はたくさんありますが、様々なイデオロギーやら利害やらが絡んでいて、どの主張も心底信頼を置くには怖いものを感じるのです。そんなことをつくづく思われる映画でした。

 

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