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東京ふらふら旅 その二

 さて、いよいよコンサートの話。なんですが、衣装のこととか裏話なんかは彼哉さんのホームページを見ていただいた方がよくわかると思います。なんせ写真入ってますし、裏話は観客席からではわかりませんから。こちらです。

 厚生年金会館は約2000人収容の大きなホールなのですが、客席びっしりでした。さすが発売開始10分で売り切れただけのことはあります。・・・ホントにチケット買えて良かった

 ちょっと残念だったのは、コスプレの人がいなかったことでしょうか。いや、自分が見つけられなかっただけで、おられたかもしれませんが。実はわざわざデジカメもって行ったのは、リカのコスプレしている人がいたら、うちの姪っ子のために写真を撮らせてもらおうかと思っていたからなんですな。どんだけ、どんだけ姪っ子好きなんだ、あたしは?

 ま、それはさておき。手に入れたパンフレット、ありがたいことに曲目が全部載ってました。全部で33曲(メドレーがあるからホントは何曲なんだろう?)。すごい。

 第一幕はサクラのターン、第二幕は公平先生の作ったアニメの曲とワンピース。

 ・・・第一幕は、DVDになります。なので、曲目、書いた方がよいですかね?第二幕は、もう会場にいた人しか知らないことになるので、書きますが。まあ、流れの中で書きましょうかね。とはいえ、あんまり詳しく知りたくない方もあるかも&うろ覚えで書いているので、続きを読む、から。

 第一幕の前に・・・。開幕前の諸注意とご挨拶、小学生くらいの男の子の声なんです。なんだろう、誰だろう、って思っていたら、公平先生の息子さんでした。可愛い

 で、幕が開きます。ステージの上には、ずら~りとバンドの皆さんとコーラスの皆さんの姿。そして中央にはピアノ。もちろん公平先生がお弾きになります。弾き振りですね。

 一曲目は帝都花組さんのターンで「奇跡の鐘」。うわぁ~、この曲からきますか。これはクリスマスソングなのですが、すっごくメロディがきれいで、コーラスが響いて、自分でも歌いたくなる曲なんですよ。

 花組さんたちは衣装はバラバラだったのですが、それなりに皆さんが演じている役にあった何かを取り入れておられました。智佐さんはさくらさんですから桜色のドレス。アイリス役の西原さんは黄色の振袖、というように。衣装の細かいことは出演者された方のブログとかに写真が載っている可能性が高いので、そちらを見ていただくとよろしいかと。服についてのボキャブラリーがないもので(

 で、1曲目の後に皆さんにご挨拶兼簡単なインタビューということで公平先生、助っ人を呼びます。かえでさん。かえでさんも持ち歌あるよ、とか思ったけど、それはさておき。ここで重大な事実が判明。かえでさんには20周年記念コンサートも手伝ってもらったそうですが、それは2000年に開催されたそうです。あれ・・・、今年って、確か、いや間違いなく2009年。ということは本当は「29周年記念コンサート」なんですか? なんと、公平先生、11月1日という良い日に会場が押さえられる、ということで、大急ぎで会場を押さえてから、30周年に足りないことに気がつかれたそうで・・・。コンサートの間、これは内緒でしたね、ということで何度もネタにされていました。

 おっと肝心のご挨拶ですが、えっと、役名で統一しますね。今回は、皆さん、衣装を着けておられないので役者さんの名前にしようかと思ったのですが、なんかしっくりこないので。まずはさくらさん。公平先生に、衣装をつけてないとさくらになりにくい、という内容のことを聞かれ、確かに中途半端な感じはするけれど、なりきります、と。

 で、マリアさんにかえでさんから、マリアさんの歌唱力にはしびれて、と褒められて、名曲揃いですから・・・怪人デベソとか。と笑いを取っておられました。この辺りは歌謡ショウのネタなので、あたしは今一つわかりませんが、周りからどっと笑いが上がりました。ま、タイトルからしてコミックソングなんでしょう。クールビューティなマリアさんとデベソ、確かに笑える。

 それから2メートルの大女カンナさん。いつも身長ネタがでますが、ショウの間は遠近法を目いっぱい使って、とステージの前へずいっと進まれます。サクラジヲでマリアさんが言ってましたが、ショウのときは、(背が)大きく見えないのは観客(の目)が悪いのだ、と言っておられたそうですが、きっとその時のお客さんは大いに笑ったんだろうな、とその場にいなかったことが残念でした。

 ちょっと順番がうろ覚えなのですが、身長ネタでアイリス。永遠の美少女ですから、華奢で小柄・・・なんですが、役の上では。大女のカンナさんの後ろから姿が見えちゃだめでしょ的なことをやってくださいました。最初はギャップが辛かったそうですが(本来、声優さんは姿出さないのに、ショウやるから)、だんだんお客さんがイマジネーションで補ってくれるようになったから気が楽になったとか。

 それから紅蘭。歌謡ショウでは色々大変だったことがありましたよね、とかえでさんに振られ、3分間ショッピングで紹介する商品が売り切れるため毎日変わるので、紹介を覚えるのが大変だった、と。

 で、すみれさんだったような。メモ取りながら見るのってできないので、すみません。すみれさんは一度、歌謡ショウを引退したという設定がありまして、また出られるようになってとても喜んでいた、本人はもちろんカンナさんが。役の上でカンナさんとすみれさんは犬猿の仲だけど、実はものすごくいいコンビでして、それがそのまま反映されているみたいで、ファンには嬉しい話でした。

 レニは、いきなり「アカペラの師匠」という振りが入りました。レニはね、本当に歌がすごいのですよ。武道館ライブのときの昴さんとのデュエットは、鳥肌立ちましたからね。歌謡ショウの時のアカペラを指導したのがレニなんですが、どうも笑い落とさずにはいられなかった、という話で盛り上がりました。 

 二曲目は「歌謡ショウメドレー」。そうだよね、帝都花組さんは10年の歴史がありますから、やろうと思えば何時間でもコンサートできるくらい楽曲がありますから。劇中歌なので、歌謡ショウを見られた方は感慨深かったでしょう。

 三曲目以降はソロ、デュエット、トリオと順番に。「さくら前線」(さくら)、「センタースポット」(すみれ)、「輝き」(レニ、アイリス)、「センチメンタルな・・・」(マリア、紅蘭、カンナ)。間にそれぞれの曲の思い出、思い入れなどが語られました。

 帝都花組の締めといえば、もちろん「ゲキテイ」。これはスタンダップOKで、かなりの人が踊ってました。盛り上がった。

 続いては巴里花組さんのターン。まずは「御旗のもとに」。この曲も名曲です。歌もよかったんですが、巴里の五人は衣装を合わせてきたのが良かったです。アオザイ・・・だと思います。コクリコはベトナム出身なので、ではないかと思うのですが、それぞれのキャラクターのイメージカラーのアオザイでした。やはりこれは12月のショウへの気合が入っているのかな?

 それからメンバーの一言コーナーといいますか、公平先生からのご紹介。エリカからは初の生オケで最初はとまどったけれど、今日はすっかりはまってしまった、と。グリシーヌは、そんなにライブとかショウとかをするイメージではないのだけれど、という公平先生の質問に、好きですよ、と。ただ、公平先生が毎回ハードルを上げるのでたいへんで、と。この公平先生がハードルを上げる、とか、歌い手の歌えるちょっと上のラインを狙って作曲するとかという言葉は、この後、何度も色んな人から出てきましたので、今回のコンサートのキーワードと言えるかも。

 花火さんは、巴里の中では音楽担当だそうです。絶対音感があるって、それはすごい。そこから巴里にはそれぞれ担当があって、花火さんが音楽、グリシーヌが所作、エリカがダンス、コクリコが場ミリ、ロベリアがボケ・・・って、役とえらく違いますが。なんでもコクリコがいないとロベリアはショウができないそうです。場ミリというのは舞台の上での立ち位置を示す目印のこと。その目印のように、ロベリアにコクリコがここにいないと、と指示を出しているそうです。

 それからコクリコの紹介をする公平先生。コクリコは、本当にコクリコ見たいに小さくて可愛いんです。公平先生が近所で見かけたコクリコも小さくて、歩いて(近づいて)きているのに小さいままだったとか。

 ロベリアは、普段演じているの(あたしの脳内補足=きれいで優しいお姉さん系が多いのに、サクラ大戦では巴里を騒がす大悪党で、ドスのきいた声で)と違って、戸惑ったでしょう? という振りに、本当の私と思っていただければ、と返されていたのが印象的でした。ご本人は、すらっとしたきれいなお姉さんだったので。

 それからサプライズな曲発表。12月の巴里のショウで歌われる新曲のメロディ。さわりだけ紹介ということですかね。それぞれの特徴にあった曲かなぁ、と思っていたのですが、エリカの曲が・・・。歌い終わった後、ぶりぶりでしたねぇって言われてました。確かに。それはそれで似合ってますけどね。

 次の曲は、名曲が多い中でも別格の「未来~ボヤージュ」。歌詞もよいのです。生で聴けて良かった。

 で、巴里の締めは、ショウのためのテーマ曲「巴里よ、目覚めよ」。かっこいいです。繰り返しのときは、初めて聞く曲のはずなのに客席からも歌声が聞こえます。すばらしいですね。

 いよいよ紐育星組さんの登場です。衣装はお揃いではありませんが、それぞれイメージカラー。でもって、皆さんの頭を飾るのは、なんと彼哉さんお手製の銀色のミニハットでした。ご自身のコンサートなどでも、自分で飾りや衣装を作っておられる器用な彼哉さんなのです。それと、これは絶対書いておかないといけません。ジェミニが来れないけど、一緒にいたいから、とジェミニのカラーのオレンジのリボンを身に着けておられましたよ。なんか、それだけで胸がいっぱいになってしまいまここでジェミニこと小林沙苗さんの手紙。ジェミニらしい、誠実さがにじんだお手紙でした。本当に都合がつかなかったんだろうなぁ。でも、またいつか、どこかで会える日を夢見て。

 さて公平先生のインタビュータイム。サジータさんは、サクラ大戦初の黒人だけれどどうでしたか、というのに、最初はよくわからなかったけど、だんだん美白していったとか。確かに。首とか手とかにも塗っているので、あちこちサジータさんの痕跡が残っているというショウの裏話が星組キャメラにあったけど、それ以外でも大変だったんでしょうね。

 彼哉さんは、先ほども触れた手作りの帽子から。なんでも彼哉さんは忙しくても、こういう手作業をするとつい妄想が始まってしまうそうで、ジェミニよりもダイアナの方が妄想が激しいのでは、という話になりました。

 それからリカ。リカは相変わらず可愛いし、リカのまんまでねぇ、写真撮りたかったなぁ。一番若いんだけど、一番しっかりしていてムードメーカーだそうです。

 で、昴さん。公平先生がブログでキャラクター別の曲の人気投票では「舞台~playing」が一位だったけど、どうしても自分は「輝く星座」を歌ってほしくて、と。そこでこの曲のレコーディングのときの思い出話。曲のイメージから、レコーディング室を真っ暗にして歌われたそうで、以来、レコーディングの度に、部屋暗くしようか、とかまわれたそうですよ。

 わいわい話がもりあがったせいか、歌の順番を間違えて一曲飛ばして紹介してしまった公平先生。慌ててました。無理やり、話を戻している姿が可愛らしかったです(すみません、つい)。

 まずは「シンフォニー・ウィズ・フレンド」。ラストショウの曲ですね。思い出してしまいました。あいかわらずきれいなハーモニーです。

 それからソロで。サジータ姐さんの「ダウンタウンハート」は、生のコーラスが最高でした。大砲を打つって、あたしたちは言うのですが(本当はなんていうのでしょう?)、コーラスの人がひと際高音で歌い上げるのとあいまって、カッコよさMAX。

 続いてリカの「バウンティハンターリカ」。生で聴くのは、初めてです。武道館では「ジャングルレビュー」だったし、レビュウショウは2回目、3回目では歌われなかったので。ちなみにこの日の衣装のドレスには金の銃と銀の銃の柄があって、歌詞にあわせてそれぞれ銃を示していました。くぅ~、可愛い。

 それからダイアナさんの「ある日青空を見上げて」。この日のダイアナさんは、ユウコりんとかのアイドル系のフリルたっぷりひざ丈の水色のワンピースでキュート。もちろん元々きれいな方ではあるのですが、クレオパトラの時の美しさとはまた違った、アイドルらしい美しさなんですよ。衣装というか役柄によって、それになりきっておられて、改めて役者さんてすごいと思いましたよ。

 で、本当に楽しみにしていた昴さんの生歌。なんといったらいいんでしょう。もちろんどなたも歌はお上手なんですが、昴さんの歌は、なんというか会場に見えない霧が広がるように歌が広がるというか・・・。そういう体を包み込むような感じなんですよ。もっともっと聞いていたくなるような。

 と思っても、いよいよ星組の、そして第一幕の最後の曲。これはもちろん「地上の戦士」。ジェミニのパートはサジータさんが歌ってくれました。ジェミニがいない分、それでも気持ちを一つに。最後にいつもの決めポーズをしたところで幕。

 極力はしょって書いたはずが、かなり長くなったので二幕は次回へ。 

 

 

 

 

 

 

 

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