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お節に飽きたらカレーもね

 「お節に飽きたらカレーもね」って、知っている人がどれくらいいるかしら? かな~り昔、まだお正月の間はCMもお正月モード満載だった時代のキャッチコピーなんですけど。

 というわけで、そんなにお節を食べたわけではありませんが、カレー大好き人間としては、割と久しぶりにカレーを食べました。今回はね、いい肉を使っております。貰いもののお裾分け。本当はカレーに使うのはもったいないのです。すき焼きやしゃぶしゃぶにするようなお肉ですから。

 しかしですね、元々、この貰いものをくださった方というのが、某ホテルにお勤めで、つまりは業務用なので1パック当たりの量が多いこと、多いこと。そして一度解凍した食品は、また解凍するわけにはいかない、という厳しい掟がありまして、何とかして消費しなくてはなりません。そういうわけで、すっごくいいお肉でカレーを作ったという次第。旨かったなり。

 他にはですね、しゃぶしゃぶもしたし、牛丼もしたし、肉じゃがなんかにもしました。はう~。嬉しい悲鳴を上げてますが、そろそろお魚も食べたいです。

本日のお品書き

御馳走帖 (中公文庫) Book 御馳走帖 (中公文庫)

著者:内田 百けん
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 残念、「けん」の字が変換できず。「間」の「日」が「月」なんですけどね。

 もっと残念なのは、まだ読み終わってないのに取りあげちゃうとこでしょうか()。いや、「序に代へて」が漢字仮名混じり文で、読みにくいのなんのって。なんか意味わからん、と思ったら人名を無理に読もうとしてたからなのだな、とか。

 なのになぜ取りあげたかというと、ちょうど最初の随筆が「薬喰」という牛肉にまつわる内容だったからなのです。ほら、上に書いたとおり、正月はあたくし牛肉三昧でしたので。

 それにしても先生ってば食いしん坊で、なんともいえない可愛らしさがありますわね。そもそも「序に代へて」なんて終戦の年の7月の日記の抜粋なんだけど、麦酒をもらったとか、ご飯粒を食べるのは何日ぶりだ、とか書いていらっしゃるんですもん。世界はそれどころではなかったんですが、処世の一庶民というのは、案外、そういうものかもしれません。

 さて、ぼちぼち続きを読みますか。

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