花粉襲来

　まだ病院に行ってません。歯医者に行っているので、この上、耳鼻科にまで行きたくないという・・・。今の時期の耳鼻科は、もう待ち時間が長くて、長くて。

　今のところ鼻がむずむず、くしゃみ連発がありますが、ものすごく辛くはないのです。まだ目のかゆみがひどくないので、もうちょっと病院に行くの先にできないだろうか。市販の薬が飲めるといいんですけどね。喘息持ちは市販の薬を飲むのが怖いのでした。

　なんにせよ、一番いいのは花粉症でなくなることなんですけどね。

本日のお品書き

プリズン・トリック 著者：遠藤 武文 販売元：講談社 Amazon.co.jpで詳細を確認する

　偉そうなことを書きますよ。乱歩賞受賞作なのですが、今後に期待が持てますで賞なのかな、と思いました。ちょっとね、視点が多すぎて、読んでいて疲れたので。群像劇、といえばいえなくもない。花粉症でボヤっとした頭で読んでるから余計かなぁ。

　面白く読んだのは交通刑務所の生活について。確かに、人間って反復して行う行為というのは、無意識に身についてしまうものです。人に命じられたまま動くことが習い性になってしまうと、やっていないこともやっていると認めてしまうのって怖いです。

　それにしても交通事故の加害者になるということは、決して他人事ではないので読んでいて身につまされました。飲酒運転は、自分の意思でしないですませられることですが、タイヤがスリップするといった車の異常もあるでしょうし、わき見とかを全くしないですむドライバーというのは、実際ないですし、そういうちょっとしたことから事故というのは起きることがありますから。本当は車の運転というのは、ものすごく責任が重い事なんですよね。地方で暮らしていると車がないと日常生活がとても不便になるので、当たり前のように運転していますが、しみじみ気をつけたいと思いました。