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映画好きとはどの程度見たら堂々と言えますか?

 映画は、好きですよ?

 んでも、あんまり見てないですね、確かに。特に映画館では中々。このところ『ワンピース STRONG WORLD』から続けて、『かいじゅうたちのいるところ』『Gフォース』と毎月1回は出かけてますが、これは非常に珍しい事。

 映画好きの友人は、年間100本くらい見てましたね、ピーク時。おそらくそれくらい見ないと正味映画好きと人前で堂々とは言えないのかしら、と思っております。

 なんでこんなことを考えていたかというと、この本を読んだから。

本日のお品書き

シネマ落語 Book シネマ落語

著者:立川 志らく
販売元:河出書房新社
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 映画と落語のランデブ~、な本。

 映画大好きな落語家さんが作ったシネマ落語を6話、収録してあります。

 構成としては、映画の概略と感想、ベースになる古典落語、そして本題のシネマ落語。

 このうち、映画の概略と感想の部分がすばらしいですわ。何せ褒めてない。好評価がしてあるのは「タクシードライバー」と「シャイニング」くらいでしょうか。「ライムライト」も褒めてはありますが、それでも辛口です。「ローマの休日」に、こんな辛口評価があるとは想像もしませんでした。でも、確かに・・・ヘップバーンの美貌なくして、この映画が今に至るまで評価されるとは思われませんが。

 さて肝心のシネマ落語ですが、面白いです。きちんとオチつけてあるのって、良いですね。ホラー映画である「シャイニング」がベースになっているのに、ちゃんと最後は笑わせるって、ホント落語ってすばらしいですね。

 

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