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家に帰るまでがライブです! その1

 無事に帰ってきました。毎度、飛行機に乗っていると、降りたい、と発作的に思ってしまいます。降りたら死ぬって、間違いなく。それ以前に、降ろしてくれませんでしょうが。電車やバス以上に、閉じ込められている感じがイヤみたいです。みたいというのは、大人なので理屈は分かっているけど、感情の整理がついてないっぽいということで。

 なにはともあれライブの感想を。

 今回は諸々タイミングが良かったのです。まず物販。青山劇場に着いたら、即、物販に並んだのですが、ほぼ午前の部の締め切り間際でした。間に合った。そして並んでいたら、劇場のロビーで黒の帽子にサングラスにロングコート、マフラーだけ水色の都会的な女性がロビーにいるのが見えました。あれはもしや花組カメラでお見かけした冴子様ではありませんか?どうもご自分あてのお花が搬入されたので、記念にお写真を撮られている様子。貴重なシーンが見られました。

 で、物販でほしいものは全部買えたので、安心してレストランへ。昼食をすませて、開場の少し前に劇場前に行ったら、ちょうど新次郎、公平先生、ベロさんの三人が入場待ちの人と握手やハイタッチをしているシーンに遭遇。すっごい間近に三人が見られて大興奮。慌てて入場待ちの列に並んで、バッチリタッチしてもらいました。新次郎の手は、少し冷たくて、でも柔らかくて、気持ちよかったです()。その後、遅れて大神さんがハイタッチ。可笑しかったのは、ファンの方から「遅刻!」と声をかけられて、ムキになって「俺は遅刻してないの。ちゃんと時間どおりに来たのに、後15分って言われたの!」と抗弁していたところ。なんか微笑ましい。

 さて、いよいよ会場へ。青山劇場は、う~んと昔に一度来たことがありますが、その時はオケとせり出しがあったので印象が違っていました。席が素晴らしく良くて、彼哉さんファンクラブに、またまた心の中でお礼を述べました。座席表を見ると、真ん中よりちょっと後ろ気味な感じなのですが、傾斜の関係でステージが非常に見やすいのです。

 ここから内容に触れるので、DVDを楽しみにしている方でネタばれが困る方はお気を付けください。

 サクラのショウは開演時間より少し前には座席に座っていないといけません。なぜなら前説が開演時間より少し早く始まるからです。ここから見なくては。見なくてもショウそのものの内容がわからなくなるわけではありませんが、欠かすわけにはいきません。ベロさん、今回は中途半端なメイド服(?)です。スカート部分はないのですが、頭にかぶるレースと胸元のレースが可愛いエプロン。おそらく前説は毎回、内容が変わると思いますが、ありがたいことに今回、あたしたちが見たのはDVDに収録されるので、DVDを見るたびに、この時のことが確実に思い出されるのが嬉しいです。いや、人間の記憶って、どうしても薄れるじゃないですか。そうするとDVDで繰り返し見たのが、ライブで見た記憶を上塗りしてしまうのでね。

 それにしても前説長かった。ベロさんとシゾーの掛け合いの上に、会場からのツッコミがあって、なんとも言えません。特にシゾーのハサミで首を切られそうになったお客さんの逆襲にあって、俺様より手ごわいヤツがいたぴょん、なんて、うらやましいやりとりぴょんよ。

 このいつ終わるんだという二人の掛け合いにメル&シーが登場してストップをかけます。カーテンの向こうで出待ちをしている人たちが困るでしょ、と前説を切り上げて、ベロさんとシゾーに携帯電話を切りましょうなどという諸注意を読ませます。そうそう、これが終わって、ようやく始まるって気がしますね。

 さてカーテンが上がります。おおっ、目にまぶしい可憐な花々、煌めく星々。しかも新曲! ああ、でも、なんかメロディーラインとか複雑で、曲が頭に上手く残りませんでした。実は、今回は子ども連れ参加で、下の子が気になって、この辺り集中できなかったのです。他のお客様の迷惑にならないか心配で。でも、白と銀と黒にフリルをモチーフにして、なおかつそれぞれの個性に合わせたレビュウ衣装が素晴らしかったのは目に焼き付いています。星組さんはラストショウの時に着ていたので感想は略します。巴里花組さんは、普段、脚線美を見せられることがなかったので、まさかこんな美しいものを見せていただけるとは、と感動してしまいました(おっさんですか、あたしは?)。いや、本当に恰好よかったのですよ。特にグリシーヌの衣装。超ミニなんだけど、後ろに長いドレープが付いているという凝ったものでした。

 オープニングの曲のサビのところからサニーさんたちも登場。最後に決めポーズ。そして前回のライブの時もそうだったのですが、なぜか決めポーズで固まりながら会話発生。ひとしきり話が済んで、ようやく、動きだします。ここでひと悶着。個性豊かな面々ですから、もめちゃうんですね、相手の実力がどうのって。エリカは、その辺り、全然わかっていないというのも、らしくて可笑しい。サニーさんの提案で、それぞれが歌って、どちらが優れているかはっきり決めよう、ということになり、いよいよ歌へ。

 まずは巴里花組から。ここは各組三曲ずつということで。今回、パンフレットに曲名が載っているのでありがたいです。巴里花組さんの曲は、あまり詳しくないので。元々デュエットではない曲もあるのですが、そこのところは上手くアレンジしてありました。そういや「ビバ!ハーレム」なんかは、武道館ライブでデュエットしてたし、違和感なし。ハモリもきれいでした。

 さて、それぞれ歌い終わったところで場面転換。それぞれの都市を象徴するカフェらしき店の前で、お互いにまだまだ文化の違いからくるやり取りが絶えません。紐育は夢をかなえるためには競争が必要だというし、巴里はあくまでも穏やかなで優雅であることを尊ぶし。なんのかんの言いあうのですが、最終的には、仲間がいて、お互いを思いあう気持ちが大切という流れで歌に。ジェミニの「ボクノユメ」は好きな曲で、ここで聞けて嬉しいし、エリカの「愛情いっぱい」はきちんと聞くのは初めてですが、すごく可愛らしい曲でした。ちなみに、このお芝居の最中の昴さんとサジータさんを中心にしたノコ芸に一見の価値あり。というか、お芝居の話の流れを見るのと、ノコ芸を見るのと、気持が割れてしまったので、この辺りはDVDでじっくりと見直したいです。

 ということで、二つのチームの気持ちが一つになったところで一幕の締めは「ここはパラダイス」。個人的に、この曲が生で聴きたいというのがライブに出かけた動機の一つ。大きな声で「ハイハイハイ」の合いの手を叫びましたよ。あいかわらずサニーさん美声。

 さて、一幕が終わっても油断なさるな、サクラのショウ。見逃しちゃいけないちっとも3分間じゃない「3分間ショッピング」。今回は水筒とタオルのご紹介。水筒がマグタイプのものなら買ったんですけどね。大人なので、使わないのがわかっているものは買わなかったんです。デザインが良かったので、マグタイプならなぁ、買ったんだけど。それにしてもすっかりなじんだメル&シー&新次郎のこのコーナー。直前まで別のお芝居があったので、前説しか出られないはずのシゾーもステージに。宣伝の間中、チョキチョキとハサミを使いながら動き回ったのに、三人から完全に無視されてました。三人が退場してから、ようやくしゃべりだしたのですが、会場からビシバシ声をかけられて、そのやりとりが面白かったです。とはいえ興奮していたので、内容を思い違いしている可能性大なので、興味のある方はぜひDVDをお買い求めください。とはいえ、今のところ某密林ネットにも情報は載っていないのですが(

 というところで、長くなるのでライブの感想は、次回へ続きます。

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