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家に帰るまでがライブです! その2

 さて二幕。これはいきなりサニーさんの「Try」を全員で。ここで、先ほど物販で買っといてね、と言われたタオルが活躍するのです。ここでタオルをぶんぶん回します。もう、ライト当ると綿ボコリがきれいに見えるくらいブンブン。でも途中、曲調変わるところは前後に降るという。会場の皆さん、練習してきたかのように上手。考えてみれば、タオル回しもすごいのですが、歌の合いの手の拍手を、本当に巧みするんですよ、お客さんが。普通に、パンパンパンって叩いていたのに、サビのところはパンパパパって変わったりするんですが、もう、実に上手に手を叩かれるので、まるでリズムレッスンをしているみたいでした。自分がライブらしきものをするので、えらく勉強になります。

 一曲終わって、二幕はお待ちかね、シャッフルタイム。巴里花組と紐育星組のメンバーが相互に組んで歌うというもの。組み合わせは、言わずもがな似たもの同士、ということなのですが、導入のサニーさん、大神さん、新次郎の会話の最後、新次郎の、似た者同士っていただろうか、というのに爆笑。その爆笑の消えぬ間に、現れた最初のコンビが紐育はリカ、巴里はエリカって、名前が似た者同士ですかい? しかも歌うのは「バウンティーハンター・リカ」。この曲、リカという名前を出すところがありまして、そこをエリカに直してました。あたしは、まさかの組み合わせに驚いたのですが、一緒に行った妹は一幕でエリカが子どもレベル云々というやり取りがあったので予想していたと言っていました。ううむ、あたしの方がファン度熱いのに、言われてしまったぜ。

 続いて、おっとこれはグリシーヌとダイアナさん。輝く金髪コンビ。二人で乙女チックに歌います。歌い終わって、それぞれ想う人への妄想タイム。そこへジェミニとコクリコのお料理得意コンビ登場。コクリコは大人顔負けのしっかり者だけど子どもだし、ジェミニは天然なので二人がどぎまぎするような直球で、質問攻め。慌てて逃げ出す金髪コンビ。不思議がりながら、じゃあ、ということでお料理の歌。ここのダンサーさんが着ぐるみなんですよ。他のシーンでは白のドレスで優雅に踊っていたのに、昔のショウにあったバナナとか豚(正確には猪八戒)とか。でも、楽しい曲なので、すばらしくマッチング。

 歌が終わって、マジックのように袖からお花を飛ばすコクリコ。それがお料理という設定らしく、二人で慌てて大きなハンカチにしまいます。そこへロベリアとサジータの酒飲みコンビ登場。まあ、納得のコンビです。お酒を飲まないと話せないこと、ということで、引っ張り出されるW隊長。ロベリアが大神さんに絡みながら歌っている間、新次郎のほっぺたをツンツンしているサジータという具合に、ファンにはたまらない演出でした。それにしてもかっこいい二人です。

 さてW隊長が振り回されているところへ上手、下手から花火さんと昴さんが振袖で登場。あまりの麗しさに会場から一斉にため息が出ました。いや、本当に艶やかだったんです。ゲームでは無口で、沈んだイメージの強い花火さん、ショウではすっかりおっとしとした口調で毒舌リバースな役どころになってしまいました。ここでも、殿方というものは、と弁舌をふるわれます。大和撫子(昴さんについては、本意ではないが、という注釈付き)のお手並み拝見と歌に。自分は昴さんファンなので、ひいき目というのもあるんでしょうが、でも所作が美しいし、声が通るし、まさに「完璧」という印象でした。もう、DVDで何度も見直すこと必至です。

 ここで一通りシャッフルが終わり、次はチャレンジタイムだそうです。メルとシーが子ども組のリカとコクリコに、二人と一緒にセクシー路線の歌を歌わせるというもの。ここのリカが、やたら色っぽくて、めまいしました。もちろんレビュウショウ2の「クレオパトラ」の時も色っぽい感じで歌って踊ってたんですが、今回は衣装が普段のリカでセクシーなので、なんかヤバいものを見ている気がいたしました。

 続いてのチャレンジはへそ出し担当(って本当に言ったんです)のジェミニとロベリアの「ZING ZING ZING」。また、この曲が聴けるなんて。振り付けは前と変わってましたが、あいかわらず楽しい曲です。そしてサンバダンサーのような大きな羽根をつけたサニーさんとベロさんが可笑しかった。サニーさんの腰の降り様が、やっぱりミュージカルやってた人だけに様になってました。

 にぎやかな曲の後は、エリカ、ダイアナ、花火のアイドルっぽい曲。ダイアナさんは、大人しいタイプなので、そういう曲はちょっと、というのを、せっかくだからやりましょう、と押し切られます。でも、いざ歌うとなると別人のように入り混むのがダイアナさんなのだな。なめたらあかんぜよ。ううむ、でも可愛い。

 三人がはけて現れたのはグリシーヌとサジータ。前の話を引きずっていて、サジータはロベリアと飲み過ぎて二日酔いのご様子。気が付いたらネクタイを頭に巻いて、楽屋で逆立ちして寝ていたとか・・・。飲み過ぎの件は身に覚えがあるので耳が痛いです。グリシーヌは、それならば二日酔いに効くハーブティーを用意させようと言い、率直なサジータは、お高いやつかと思っていたけど、いい奴だな、あんた、とすっかり打ち解けます。グリシーヌも、それなりにきついことを言い返しますが、そういう率直さは好きなようで、追うように受けとめ、歌に。「天使の瞳」はすごく好きな曲で、生で聞けて嬉しかった。メロディーも良いのですが、歌詞が最高に。「世界中の子どもたちが幸せになれるように」っていうのがね、もうね。そうなればいいと心の底から思うので。

 チャレンジタイムの最後は、W隊長による「めぐりあう時」。自分たち姉妹揃って、新次郎の歌が上手になったのに、我が事のように喜んでいました。レベルアップすばらしい。そしてリベンジ成功、おめでとう。

 しかし、このW隊長の歌は、歌い終わった本人たちがつなぎの曲だと言ってしまいます。ファンはそんなこと思わないのですよ、お二人さん。しっかり聞かせてもらいました。まあ、もちろん着替えの時間があるので、そういう曲順になったとは思いますが。おっと、大事なことを書かなくては。チャレンジタイムが終わって、このライブ唯一の悲しい事実が発覚しました。昴さんの曲が少ない。チャレンジタイムにとうとう不参加。・・・なぜだ。どうしてだ・・・。ファンとしては悲しい限りです。でもでも、だからこそ次回のライブに期待します。

 ということで、つなぎが必要な曲とは、まさかの「奇跡の鐘」。これは帝都花組さんのクリスマスソングで、ものすごく人気のある曲なのです。それを巴里と紐育で歌うとは。しかも、今度は巴里のレビュウ衣装を基調にして紐育も新しいのを着ています。こちらはブロマイドの前売りで情報入っていましたが、やっぱり全員揃ってステージに立つと圧巻です。それにしても、やっぱり名曲だわ、この曲。

 いよいよ終わりに近づいてきました。一度、幕が閉まり、必ず歌われる「地上の戦士」「御旗のもとに」の二曲続けてスタート。前説で振り付け指導がありましたが、どうしても右と左を間違えてしまう、タイミングが・・・、とドキドキしました。それ以上に会場中が一体となった感じにj感動しましたが。

 カーテンコール、キャスト挨拶。それぞれショウに絡めた気のきいた挨拶だったり、キャラに合った挨拶だったり、楽しいものでした。今度は紐育を舞台にしてあるのかな? と期待を持ってしまったり(などと言っていたら、こんな発表が!!!! これは有給を取れということですね、そうなんですね!?)。

 そして最後に「巴里よ、目覚めよ」を、巴里花組、紐育星組と仲良く歌って終わりました。なんだかあっという間の2時間半でした。素敵なショウをありがとうございます。

 それから何より嬉しかったこと。うちの甥っ子がぐずって(お芝居のところとかはわからないので退屈してしまうのです)周りの方に迷惑をおかけしたと思うのに、ショウが終わってから、飴をくださって、これからもサクラ大戦を好きでいてね、と声をかけてくださったのです。本当に心苦しく思っていたので救われました。他にもテープ(ショウの終わりに発射される銀色のキラキラしたの)を、確か子どもさんがおられたので、ということでくださった方がいました。優しい方が多くて、本当に嬉しくて。サクラ大戦のファンは、最高です。ありがとうございました。

 とりあえず、若干の記憶違いもあるかもしれませんが、ショウの感想でした。詳しい内容はこちらをどうぞ。

 

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