他人事ではない
年賀状も、大体、届くべき人のは届いたかな、と思う今日この頃。日々、出していない人から届く年賀状に怯えてました。いや、怯えるようなことじゃないんですが、余裕見て買ってないので、足らなくなったらどうしようかと。
そんな年賀状ですが、今年は面白いのがありました。自分宛てではなく、両親に宛てて届いたものなのですが。
なんと、宛先である実家の住所と両親の名前は書いてありましたが、裏面真っ白。送り主の住所氏名もなかったのですが、唯一、なぜか郵便番号だけ書いてありました。こ、これは一体、どちら様より届いたものか。気になるのは、自分たちが送った方であれば、別に気にしなくてもよいのですが、送ってない方からであれば、ちゃんと返信しないといけないので。
その後、実家に大事に取ってあった平成9年発行の郵便番号簿をつらつら眺めて、大体の住所が判明しました。幸い、その郵便番号のある住所地から送ってくれる人は二人くらいしか心当たりがなかったため、出しそびれることもありませんでした。
正月早々、ネタをくれた名前も知らぬ方、どうもありがとうございました。うん、でも、自分も気をつけよう。笑い事ですんだけど、迷惑ですもんね。
本日のお品書き
若様組まいる (100周年書き下ろし) 著者:畠中 恵 |
「アイスクリン強し」より以前、世が世なれば若様と呼ばれた面々が巡査になるべく教習所で訓練を受けている頃のお話です。
え~、新くん、主役じゃないの、という声が出るところでしょうが、正直、洋菓子屋さんに、そんなに事件が起きては営業に障りが出ると言うもの。やはり、事件に関わるというならば、職業柄、巡査さんの方が妥当ではありましょう。新くんファンは次回作に来たいと言うことで。
とはいえ正確には巡査の勉強中の若様たち。勉強中にも関わらず、いきなり事件に巻き込まれるところは、ある意味、引きが強いですね。2ヶ月間の教習所生活で、一つの大きな事件を解決してしまうなんざ、先が楽しみです。
今回は長瀬を始め、若様たちの実生活上の苦労や、身分制度がなくなったが故の明治の初めの頃の混乱など、物語の背景を味わえる作品でした。ということは、やはり、これをベースにして、続編が出ることを想定してもいいかも、です。何となくですが、作者に、この舞台背景を使って、書きたいものがありそうな気がするんですよね。そういう予感に満ちた作品。今年、続編、出るといいな。
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