快調に回復中
明後日も痛かったら来なさいね、と鍼の先生に言われた時は、明後日も痛いに決まってるから来ることになるだろうな、と心の中で思いました。が、やっぱり先生はすごい。当日になったら、本当に随分楽になり、治療に行く必要はありませんでした。ありがたや、ありがたや。
ところで、くしゃみをしただけでぎっくり腰になるには、それだけの原因があるものです。考えたら、その前日、フローリングの床に寝転がって、子守をしながら文庫本3冊一気読みしてました。そんだけ長い時間、固い床の上で動かないでいれば、そりゃ筋肉も強張るわけです。ストレッチとじっくり入浴で体を温めることを日々心がけて過ごしましょう。
本日のお品書き
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桜小町―ひやめし冬馬四季綴 (徳間文庫) 著者:米村 圭伍 |
徳間文庫オリジナルです。これがシリーズ第一作。ということで、一気読みした文庫本はこれと、この続きの「ふくら雀」「孔雀茶屋」です。いや、だって、面白かったんだもん。
米村さんは「めだか姫」シリーズでファンになったユーモア時代小説の達人なのですが、今回も笑いあり、涙あり、活劇ありと読者を楽しませる工夫満載です。特に、この一作目は伏線が上手く張ってあり、誰が主人公の冬馬の父を陥れたか、どんでん返しの連発です。
さて、「四季綴」とタイトルにあるように、桜小町=春、ふくら雀=夏、孔雀茶屋=秋、となりまして、最後は冬でシリーズ完結になると思われます。待ち遠しいです。冬馬の恋の行方は、そのために彼の立身はできるのか? いつもいつも、ものすごい活躍をしながら、いわゆる大人の事情、もとい武家の定めで表ざたにされなかった冬馬に光が射す日が来るのでしょうか? とっても楽しみです。
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