バウ（お辞儀）

　終わりました、ミュージカル

　まさか、あたしにお花をくれる方がおられるとは思わず、お客様のお見送りの時に思わずポカンとしてしまいました。なんか、もう大好きです。そして、分館の職員さん、そっとお菓子の差し入れをしてくれていました。ありがとう、嬉しいよ。

　肝心の出来ですが、２回公演で、１回目は、自分的には、まず間違いなく踊れました。衣装チェンジの時に眼鏡を忘れて、しかも忘れたことに気がつかず、下手から上手に移動したため、周囲が見えないまま終了してしまいましたが・・・。

　そして、２回目、疲れと緊張感が切れたため、肝心の後打ち(輪唱の２番目以降みたいなの）が歌えない個所があり、ものすごくへこみました。でも、ラストの曲では持ち直せたので、何とか頑張ったと自分で自分を慰めました。

　なので、自分個人の出来は今一つでしたが、あるお客様から、全体の雰囲気が良かったと言っていただけたのが心の支えです。

　終わってから、しみじみ思ったのは、自分は演じる方じゃなく、見る方だなってことでした。いやぁ、楽しかったんですけどね。人様に見てもらえるレベルには、とてもじゃないけどってことで。自分が楽しければ良いってわけではないのが、お芝居ですから。

　ああ、でも終わっちゃったな。舞台は夢だから、一つの夢が終わってしまって、また、現実に戻らねば、ね。