お正月恒例
ここ数年、定番と化したわが家のお正月の習慣。元日は初もうで、二日目は映画観賞、三日目は家でゴロゴロ寝正月。
ということで、今年も映画を見に行きました。ただ、なんというか、今年はぜひこれを見ようというのがなくて、子どもにネットで予告などを見せながら、この三つの内、どれがいいか選んでもらいました。「タンタンの冒険」「Friends もののけ島のナキ」「ハッピーフィート2」。上映時間の関係から、大人は前二つの内のどちらかが良かったのですが、子どもが選んだのは「ハッピーフィート2」でした。いや、悪くはないのですが、一作目が環境問題や自我の確立がテーマだったので、小学生には難しいかなと思ったわけです。
ということで、以下、感想(一応、公開が11月なのでネタばれあっても、いいですかね?)
本日のお品書き=「ハッピーフィート2」
そうだ、副題あったんだった。リンクはウィキにくっつけてます。
主人公は、前作の主人公マンブルの息子エリック。お母さんは歌姫のグロリア。で、それぞれ声がエリックは鈴木福くん。普通に可愛かった。マンブルは劇団一人さん。前作では手越くんだったのですが、お父さんになったのででしょうか。「シュレック3」の時の小人役では、メチャクチャ上手いと思ったのですが、割と地味な印象でした(これは、後で出てくるオキアミたちのせいに違いない)。そしてグロリアが、なんとクリスタル・ケイさん。これは、前作であたしが一番文句言っていた、歌も日本語で歌ってほしいが実現するってことですな。はい、そうでした。うっとりです。普段の声もハスキーで、色っぽくて良かったです。
さて内容ですが、皇帝ペンギンたちの王国が氷河の衝突により、ほとんどのペンギンたちが盆地状になった氷の中に取り残されてしまいます。このままでは海へ行って魚を捕ることができず、飢え死にしてしまいます。さあ、偶然、外にいたエリックやマンブルは彼らを助けることができるでしょうか? というのが、大きなストーリー。これだけだと、たぶん、そんなに面白くなかったと思います。いや、一つ一つ丁寧に作られてましたけどね。特筆すべきは、隠れた主人公であるオキアミのベンとウィルの存在です。
いや、最初に海の中が真っ赤になって、赤潮かと思ったらオキアミの群れでした。その中にいるオキアミのコンビがベンとウィルです。このコンビの内、ウィルがある日、突然、自我に目覚め、挙句、食物連鎖の頂点に立ってやる、と群れから飛び出して、オキアミ史上初の大冒険に繰り出すという・・・。うん、オキアミだって野心持っていいよ。いいけど、なんで、そんな難しい言葉を知っているんだ、君たちは()。もうどうなるのか先がわからなくて、そして本筋と絡んでいるような、絡んでいないような(ペンギンたちは全く気がついてない)展開に爆笑してしまいました。そして、ラストが秀逸。いやぁ、これ、脚本書いた人、ユニークな思考回路してます。
結論。二作目は、より子どもにも楽しめる作品になっているけど、大人も十分楽しめます。
あ、大事なこと書き忘れた。オキアミのベンとウィルは吹き替えではバナナマンのお二人が演じてますが、元々はブラッド・ピットとマット・デイモンが演じています。ううむ、日本語吹き替えのキャスティングをした人にも脱帽。
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