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かなり面白い

 来年度の中学校の教科書は、指導要領の変更で大幅に変わるそうです。ということで新しい教科書を購入しました。

 考えてみれば、自分の子どもが中学生だったとしても、教科書をじっくり見ることなんかありません。ということで、久しぶりにじっくり教科書を見ました。これが、かなり面白いのです。

 まず国語。カラーが多いせいか重たいのです。たぶん自分の頃は、もっと厚かったように思うのですが、紙質のせいかもっと軽かった気がします。そしてお勧めの本が定番以外に、最近出版された本もあり、新鮮でした。

 音楽には久石譲さんが紹介されていたり、自分たちの頃にはほとんどなかった和楽器にかなりのページが割いてあったり。

 そして家庭科の教科書には煮魚やイワシのつみれ汁(しかもイワシをするところから作るの)が取りあげてありました。すご~い。そんなの作った覚えがないし。

 英語の教科書も、曜日や月を英語で書くとどうなるのかという示し方も、なんかオシャレな感じです。全体にセンスが良いです。

 でも、みんなで見ながら、少し気がかりが・・・。確かに面白いのですが、このボリューム、先生たちの負担が重くなりすぎるんじゃないかしら。特に家庭科や音楽なんかは学校に専任の先生がいないので(掛け持ちだそうです)、教科書全部をきちんと授業でこなせるとは、とても思えない。

 指導要領や教科書を見直すことも必要でしょうが、学校環境を良くするためには、絶対に先生の負担を軽くする=先生の定員数を増やすことが不可欠だと思うのですが・・・。文化や教育って、すぐに成果が出るものではないので政策的に重要視されないのですが、ものすごく大事なんですけどね。

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