子どもって・・・
わかっているんだけど、子どもってエネルギーが余っているんですよね。カーペットコーナーのぬいぐるみさんたちは、子どもたちによって柔道の相手をさせられています。大外刈りとか?
外で遊んでエネルギーが発散されるといいんだけど、なぜか室内に入り込んで携帯ゲームやカードゲームに勤しむわけで・・・。ゲームしちゃ駄目となると、ぬいぐるみたちが痛い目を見ると言う・・・。
そうそう、分館ではカードゲームは大目に見ていたのですが(音が出ない分)、残念ながらプレイヤーである子どもたち自身がうるさいのです。注意すると、その時は静かにするんだけど、じきにまた騒ぎだすので、ついに全面禁止になりました。
全面禁止の前に、せっかく図書館に来ているのだからゲームじゃなくて本を読んだら大歓迎するよって声をかけました。一切、全く、聞いてくれませんでした。そして、みんな帰っていきました。か、悲しい。
今の教育について語られるのは学校現場がやり玉に挙げられることが多いのですが、家庭のあり様が問題なんだろうなぁ。ゲームさせとくと熱中してくれて、親は家事ができるし休めるしで、楽なんだろうな。ああ、でも、よく言われるように、近所のおばちゃんたちみたいに育児を助けてくれる存在がなくて親への負担が大きいんでしょうね。なんか八方塞がりな気分です。
本日のお品書き=「虹色の皿」
調理学校に通い、一流フレンチレストランで働くことになった青年を主人公にした正統派青春小説。
あんまり美味しそうっていうシーンはなかったですが(たこ焼き、たこ焼きは食べたい。だって大阪だもん)、若い時の馬鹿さ、恥ずかしさを痛いくらい思い出させてくれました。や~、なんとも言えませんわ。
とりあえず、調理学校は難なく、実は地道に努力するタイプの主人公だったのでこなせたのですが、フレンチレストランではそうもいかず。つうか、自分だったら一カ月もたなかったかも・・・。まず睡眠時間が少ないのは無理。いっぺんに色んな事言われたら、すくんで動けなくなる。主人公も、本格的な挫折を味わうのですが、おばちゃん、同情するよ。
もちろん、それだけで終わったら、何も面白くないのですが、そこはそれガッツだぜ。将来に悩んでいる&挫折中の青少年、そんなに上手くいくかよってツッコんでいいから、エネルギーをもらってくれ。そして前進するんだ。現実が辛いから、ほんの少し先を目標にしてでも進んでいこう。
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