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懐かしい~

 ようやく、子どもの頃読んだ、でも、どうしても思い出せなかった本がわかりました。

 そして、相互貸借で読むことができました。

本日のお品書き=「なぞの海底怪獣」

 リンクはwikipediaのゴードン・R・ディクスン(作者です)にしました。あまりに古すぎて、適当なリンク先が見つからないもんで・・・。

 それにしても驚いたのは、子どもの本なのに2段書きだったことでした。そして、読んだら、あっという間に読み終わってしまいました。頭の中の印象では、ものすごく濃厚な時間を過ごしていたはずなのに。

 つまりは、それだけ想像力を刺激され、自分で話や登場人物を膨らませていたということですね。妹にも見せたら、自分も読んだと思うと言っていました。そうなのです、小学校の図書室に会った本なので、姉妹で読んでもおかしくないのです。

 しかし、イルカ、スパイ、活劇、怪獣、海賊などなど自分の好きな要素満載でしたねぇ。結局、子どもの頃に読んだ本がその後の自分を形作るというか、自分が好きなものを自分で発掘したと言うべきか。

 ちなみに、同じ作者の本を5冊購入していました。実は作品数の割に、日本で翻訳されたものは少ないので、これはかなり好みに合っていたということでしょうか。その中の「ドラゴンになった青年」の解説によれば、「なぞの海底怪獣」はシリーズもので、後2冊、同じ主人公であるロビー少年のお話があるようです。・・・読みたいぞ。

 ついでに書くと、あたしが持っているディクスンの「ホーカ」シリーズは、表紙と挿絵がファイナルファンタジーシリーズ(最近では野菜の妖精シリーズか?)で有名な天野さんです。ストーリーのナンセンスさが、そして、結構、生きることに真摯で、かつガッツある登場人物が大好きです。

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