仕込んだドォ～

　タイトルは、よいこのあの人の叫び方で読んでいただければ幸いです。ちなみに最近のはやりだと、仕込んだぜぇ、なんでしょうか？今一つピンときませんね。

　さてさて、梅雨の季節の数少ないお楽しみ。梅酒を仕込みました。例年、青梅と氷砂糖を果実酒用のブランデーにぶっかけるだけです。これで1週間に1回ほど氷砂糖が溶けるようにゆすってやるだけで、３ヶ月後には飲めます。

　こうやって、じっくり熟成するのを待つのは楽しいものですね。

本日のお品書き＝「Ｐｒｏｊｅｃｔ　ＢＬＵＥ　地球ＳＯＳ」

　スカパーで放映されたアニメです。地味に見ていました。いやぁ、一つの章が前後編になっているのですが、次回へ向けてのナレーションのレトロっぽさがたまりません。謎の異星人からの襲撃に、国連が秘密裏に結成した迷宮機関が立ち向かうシチュエーション。そして核となる主人公は性格の異なる天才少年二人（ペニーは両親を亡くして愛犬と暮らし、ビリーは世界でも有数の財閥の息子）。

　年代も西暦2000年で、公害を出すことのない究極のエネルギー機関が発明されているのは、まあ良いですが、ストーリーの要であるバグア遊星人の正体が・・・。

　でも、こういうレトロかつ真っ正直な話は好きです。レトロな割にオープニング曲がかっこいい。「カウボーイ・ビバップ」のオープニング（何かの番組でもメインテーマ的に使われていたなぁ）みたいで、イカしてるって感じです。

　見終わって、作品の詳細が知りたいこともあり、Ｗｉｋｉで調べてみました。リンクもそこです。原作者を見て納得。レトロっぽいんじゃなくて、本物のレトロでした。それを今風にアレンジしたのが、このアニメなんですね。ネタばれになるかもしれませんが、最後の方で、悲しみに打ちひしがれるペニーに、僕らには科学があるじゃないか、と励ますビリー。今のＳＦで、ここまで科学万能を素直に信じられる作品ってないですもんね。すばらしく未来への希望にあふれています。こんな風に人類の未来に夢を託せるって素晴らしいなぁ。