波乗れ大作戦 4
夕食は残念だった
お芝居が終わり、ホテルに戻る途中で夕ご飯にしました。東京って、たくさん食べるところがあるようで8時過ぎると閉まっている店が多いのです。もちろん飲みメインのところやディナーを楽しむやや値段の高いお店は10時くらいまで開いてます。きっとリーズナブルなお店もあるのでしょうが、不案内な人間には発見できなくて。
なので、値段そこそこのお店に入ったのですが、ま、味がね、なんというかね、好みもあるしね。残念でしたよ…。
ついでに夜は道がわからないのでタクシーに乗ったところ、道路工事の都合上、ホテルまで少し歩くところで降りることになりました。確かに渋滞に巻き込まれるくらいなら、多少歩くのは構いません。でも、違う方向を教えないでね。結局、しばらく歩いて、どう考えてもおかしいとホテルに電話していたら、先ほどのタクシーが誤りに気づいて迎えに来てくれました。何はともあれ、めでたしめでたし。
無事チェックインして、荷物片付けながら美味しくビールを飲みました。
ホテルの朝は寒かった
そんなに早く起きる必要はないのに、携帯のアラームで普段通りに起き、最初にしたのは天気の確認。
よし、曇ってるけど降ってはいない。晴れ女伝説は曇り空女に読み替えて、出掛ける支度しましょう。朝の準備をダラダラしていたら、何か寒いことに気がつきました。
今日の服は半月ほど前に強力なショップ店員さんに圧倒されて買った上下羽織り物一式。試着した時は薄手の羽織り物が思ったより暑く感じたのですが…。部屋の空調は切っていたのですが、全館一斉冷房みたいでした。天気が今一つなので気温も低いんでしょうね。
寒かったので、支度すんだら出かけることにしました。このホテル、内容は悪くないのですが、朝食はセットメニューでバイキングじゃないのです。ちょっと量が多くて。
ということで朝食は最寄り駅のサンドイッチのチェーン店にて。甘いフレンチトーストモーニングをいただきました。
しかし、珍しく喫煙者が多くてビックリ。数少ない喫煙者の居場所なんですかね。
そして上野動物園へ
いつも思うのですが、山手線って、どっち方面に乗っても最終的に行きたい駅には着くんですよね。もちろん到着時間は変わるのですが、ちょうど対角線上にある駅、例えば品川=池袋とかだと、どっち方面に乗っても大幅な時間差は発生しないような気がします。なので、今回、上野方面に向かうにあたって、どっちに乗ったらいいのか迷いました。慣れた人なら迷わないんでしょうけど、縮尺無視の路線図を見るだけの田舎者には見当がつきません。
結局、なんとなくこっちって感じで乗りました。たぶん、判断は間違っていなかったと思います。そんなに負担なく到着しましたから。
上野駅は渋谷とか新宿のように複雑な構造ではなかったので、すんなり動物園に進むことができました。いいねぇ、この感じ。親子連れも多いし、遊びに来たって感じ。空はいつ降り出してもおかしくない状況ですが、これはこれで暑すぎなくて良いです。
さて、入場するにあたって思ったのが、割に人が少ないってことでしょうか。もっと混んでいるかと思っていたのですが、やっぱり天気が今一つだからでしょうかね? そして、いよいよ入るにあたって思ったのは、入場券安っ! しかも小学生以下無料って・・・。さすが東京都立なのでした。
そうは言ってもパンダはものすごくレンタル料が高いのよね。こんなに人が少なくて大丈夫かしら。後でネットで調べたら、やっぱり経営状態は厳しいようでした。そして赤ちゃんが生まれても、中国に所有権があるのよね。なんだか複雑な気持ちです。
タイミング悪くシンシン(なんとこの数日後に出産。妊娠がわかって出産までの日数短っ!)は妊娠の兆候があるということで見られませんでしたが、雄のリーリーが竹をむしゃむしゃ食べている姿をゆっくり見られました。
というのも、パンダ舎を見るための通路は前と後ろの二列あり、後ろだとゆっくり見られるのです。前の列は立ち止まって見ることを許されないのに対し、後ろの列は前より高くなっていて十分に見られる上に立ち止まって写真を撮るのも楽でした。
ライオンは寝ている
動物園と水族館、どっちが好きかと言われると水族館でしょうか。同じ動物でも水棲動物と哺乳類では、見るのでは水棲動物の方が好きってことでしょうか。もふもふ触るのなら哺乳類の方が好きですが。
も一つの理由が、動物園の動物って夜行性のものが多いから、昼間見ても動きがない。というか、寝てるし。小屋に入って見えないし。
「ライオンは寝ている」という歌がありますが、言葉通り写真のライオンは寝そべってます。リスはみんな小屋に入っていて見られないし・・・。
いるんだけど見つからない、そんなシチュエーションが多くて残念なのですね。ついでに言うと、やっぱり動物園は若干、臭いが、ね。ゾウはでかいな、ウ○コもね♪ なのでした。
そうは言っても、動物好きとしては、座り込んで見てしまうことも度々。特にお気に入りなのは夜の森のコウモリたち。
その後の鳥のコーナーではワライカワセミが、いきなりサービスです。何のアピールでしょうか。不思議です。他にもカワセミがバッチリ小魚を捕まえるシーンが見られました。さすが川の妖精。美しか~。鳥も好きです。でも、意外に鳥が苦手な人って多いみたいです。小屋の掃除をしている人の話をしたら、自分には絶対無理と言われてしまいました。ううむ、何が苦手なのだろう・・・。
怖いと言えばヒグマは圧倒的に怖かったです。「百姓貴族」で、ヒグマの舌をつかんで助かったっていう話がありましたが、無理です、絶対。手ごと食いちぎられるの確定です。
あっちこっち回っていて、面白い看板を見つけました。
まずは「ラマに注意 唾を吐きかけます」。そして「バクに注意 おしっこをひっかけます」。正確な言葉ではないですが、大体、そういう意味のことが書いてありました。でも、看板は3枚ありますね。それはカピバラについて。一体、何に注意するのかって? それはなんと「愛きょう」なのでした。いやぁ~、確かに愛苦しいったらありゃしません。悩殺されるところでした。写真を撮りたかったのですが、撮ろうとしたら小屋へ入ってしまいました。
プレーリードッグも可愛かったし、ホッキョクグマは立派だったし、アザラシとアシカもすいすい泳いで元気一杯。そういやアシカはなぜか天井の空気がたまっているところが気に入っているみたいで、通路の天井のへこみに入りこんでいる奴がいましたよ。
そして名前が気に入ったスバールバルライチョウ。頭の中では昴昴雷鳥なのでした。ど、どこまでふぁんなんだ、あたしゃ・・・。
そんなこんなで上野動物園では充実した時間が過ごせましたよ。
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