波乗れ大作戦 3
二階席は遠かった
サンシャイン劇場は二回目です。前回はなんだかんだで一階の端近くでした。今回はチケット入手困難で二階席の一番端です。
それは、いいです。しかし、二階席にたどり着くまでの階段が半端なく長くて、長くて。普通の階段の三階相当は上りました。汗をかいてしまいましたよ。
それにしても、高いですね、二階席。足を踏み入れた途端、そのまま一階へ転がり落ちるような錯覚に陥りました。これは前説の時に立って踊らないように言われるわけだ(あくまでもサクラ大戦のライブの時の話)。
でも、案外、二階席っていいかも。というのは舞台全体が見渡せるのです。ステージの上のバミリまで見えちゃう。しかも端っこでしたが、舞台を斜めに見ているという感覚にならない程度の客席の幅でした。これは壁によりかかれるし、いいんじゃない?
と、そろそろ携帯の電源切らなくちゃ。何やら、怪しげな前説が始まりますよ。
爆笑爆笑また爆笑
今回の前説は最近流行りのAKB総選挙をパロってました。アーターミー総選挙第1位の東さん、女装それもアイドル独特のフリルフリフリ衣装。最初から、この前に意味はあるのか?などと言って客席をシッカリ温めてくれました。そして笑う時は声を出して笑って下さいと言われましたので、安心してバカ笑いしましたよ。なんでも声を出さずに笑っているの顔は、舞台の上から見ると、かなり不気味だそうで。
お芝居の内容は古典重視派と新しいやり方を取り入れる派の二つの落語協会の対立を軸にしつつ、落語ひいては日本人の心の強さの理由が語られました。ものすごく真面目なテーマなのに、笑いが止まりません。劇場内は笑い声と拍手に包まれていました。
特に面白かったのはリアルVTR。大型スクリーンと言いながら、ラサールさんがセリフに従って巻き戻されたり、スロー再生されたりして、最後はムチャぶりに対抗するもんだからグダグダになりました。ここは毎回変わるんでしょうね。面白過ぎ。
本当に、どこまでが台本で、どこからがアドリブなのかわかりません。あ、一回、完全に出番に遅れて三宅さんが独り言を言っている状態に陥っているシーンがありまして、そこだけは完全にアドリブで軌道修正されているのがわかりました。
カーテンコールが三回もありました。今回のお客様は余裕がある方が多かったみたいで、カーテンコールが完全に終わるまでどなたも席を立たれなかったのです。おかげで落語にコーラの一気飲みまで見られました。
いやあ、楽しかった!
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