生け花は生きているものだから
しばらく遠ざかっていた生け花を、またやり始めました。以前に習っていた先生が亡くなられてから遠ざかっていたのです。それでも一度、職場で別の流派の生け花を習ったこともあるのですが、これが微妙に生け方が違うのですよね。割と華やかな感じな生け花を習っていたのが、渋めの生け方だったのです。
でも、再び同じ流派の知り合いの方が誘ってくださったのをきっかけに、少しずつでいいから習い直すことにしたのです。以前に習っていた先生は、生徒さんが多かったせいか、見本を見せて、それを真似して生けるという方法だったのですが、今回の先生は、どうすれば良く見えるかを丁寧に教えてくださるので、家に帰ってから生け直しても、とても良い感じです。
というわけで、わが家の生けている状況の写真でございます。ギガンジウムの花房をふっくらふくらませる技を教えていただいたので、全体に紫が奇麗です。
そして、花というのは生きているものなので数日すると、大きく変わります。
角度を変えたので、イメージが違うかもしれませんが、透かし百合の花が咲きだして、まるで違った印象を受けます。そこまで考えて生けるんですよ、と教えていただきました。
やっぱり生け花は良いです。ただ、どうしても費用がね・・・。
御月謝と花代は、まあ、当然なんですが、研究会費ですとか、位が上がる時の費用とかがお高いんですよねぇ。でも、まだ、お茶よりはいいんです。お茶は、この上、着物代が入りますから。うう、恐ろしや。
日本の伝統芸術、続けて行くには費用が必要。なかなかたいへんでございます。でも、高校とかの部活なんかで、ちょっとでも習ってみてほしいな。気持ちが引き締まる効果もありますから。
「趣味」カテゴリの記事
- 無事終了(2016.04.04)
- 生け花は生きているものだから(2013.05.21)
- 早春写真(2013.03.11)
- 予定喪失(2010.03.06)
- ただのファン(2008.11.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント