いい香り

 いや~、分室のおはなし会はいつも嵐のようです。低学年の学童保育みたいになっているので、狭い分室は貸し切り状態。分館で同じようににぎやかにされたら注意しないといけないのだけど、もうね、分室はよいわ、ホント。君たちの貸し切りだから。一応、図書館は静かにするところだよ、とは言うけどね。子どもに甘いぞ、てんてん。

 それにしても、今回は子どもたちが図書館に到着する以前から問題が勃発しておりました。A君が早く歩くので、一生懸命付いていこうとしたけどB君が置いていかれて泣き出してしまい、それをCちゃんが怒って、A君に注意して、というのが一つ。もう一つはDちゃんが鼻血が出たこと。図書館に着くまでに出血そのものは止まっていたけど、タオル地のハンカチは血みどろ状態。とりあえず、B君の頭をなでてやって、中に入らせて荷物を置かせ、Dちゃんの出血状態を確認して、流しでハンカチを洗っていたら、子どもたちが一斉におはなしの部屋(別室になってます)へ移動してしまいました。もちろん今日のお当番の職員さんが一緒ですが、ハンカチを洗っているあたしは置き去りにされてしまいました。シクシク・・・。

 おはなし会は、絵本だけではなく、今回、うちの職員さんがクイズをする巻物が用意してくれたので、大いに盛り上がりました。あたしも、今回は頑張って、初の手遊びに挑戦。「キャベツの中から青虫出たよ、ピッピッ。」このピッピで親指ならお父さん青虫、人差し指ならお母さん青虫、となるのですが、薬指がね、出ないの。出ないことはないけど、ピンとは伸びません。つる、というか指の筋が突っ張るというか。それと、子どもたちも知っているというので、一緒に歌ったけど、ちょっとリズムが違ってました。ヤバイ。教えてもらったけど、さらっとだったので、アレンジしてしまったか・・・。人、それを音痴というのでした。ま、盛り上がったから結果オーライということで(自分にも甘い)。

 さて、おはなし会が終わって、Dちゃんに濡れたままだけどハンカチを渡したところ、すごくいい香りがする、といって大喜び。えっとぉ、それは、たぶんチャー○ーグ○ーンの香りではないでしょうか・・・。水洗いだけでは落ちなかったので、かなり台所用洗剤で泡泡にして洗ったのです。つまりは、洗剤がまだ残っている可能性もあるということで、お家でちゃんと洗ってもらってね、と言ったのですが、いい香りがするから、もう洗わない、と言われてしまいました。そんなに喜んでくれてありがとう。きっと、おかあさんが洗濯するだろうけど、がっかりしないでね。

本日のお品書き

ガンピーさんのドライブ  /ジョン・バーニンガム/さく みつよしなつや/やく [本] ガンピーさんのドライブ /ジョン・バーニンガム/さく みつよしなつや/やく [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する

 これは分室ではなく、分館のほうのおはなし会で読んだもの。分室でのおはなし会はキャベツつながりで「キャベツくんのにちようび」を読みました。これはウケた。

 バーニンガムさんはイギリスの著名な絵本作家さんですが、経歴を見ると、すごい人でした。80日間で世界一周してみたり、映画「チキ・チキ・バン・バン」の車をイアン・フレミング(007シリーズの原作者)と一緒にデザインしたり。奥付けのページにバーニンガムさんの写真が掲載されているのですが、前髪に注目、なのです。

 この絵本、ストーリーとしては、地味といってもいい展開です。ドライブに出かけたら、動物や子どもたちが乗せて、というので、乗せてやってドライブを続けます。そうすると雨が降って、道がぬかるんでタイヤが空回りしてしまうので、動物たちに車を押させて抜け出します。その後、家に戻り、一泳ぎしたら、それぞれの家に戻っていきました。本当に、これだけのおはなしなのですが、ガンピーさんの言い回しがね、独特なんです。なんか、やっぱりイギリスのおはなしだなって感じ。

 最初に、乗せて、と頼まれて、いいよ、というくせに、だけどもぎゅうぎゅうづめだろうよ、って言うガンピーさん。乗せたいの?それとも乗せたくないの?音読する身としては困るのですよ、こういう判断難しいの。なので、もうひたすら淡々と読みました。ガンピーさんは平板にしゃべるおじさん。感情は顕わにしない男なのだ。たとえ車が動かなくなり、なのに誰も車を押そうとしない、という場合でも、声は大きくしても感情は顕わにしないガンピーさん。でも、最後のページ、またいつか乗りにおいでよ、の時だけ、優しい声になるのでした。というか、優しく言ってみましたが・・・。噛めば噛むほど美味しいスルメのようなバーニンガムの絵本の魅力をうまく伝えられたかな? 

 

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手首イタイタ

 腱鞘炎です。びっくりです。以前も本を抱えたときに左手首が痛かったのですが、腱鞘炎だったようです。

 ということで、あんまり書けません。シクシク・・・。いや、書くというか入力すると痛いというわけではないのですが、やはり負担がないわけではないので。しばらく治療に通います。ぽつぽつ書いていこうと思いますが、休みがちになりそうです。

健康の味

健康の味

著者:南 伸坊

健康の味

 ちょうどいいタイミングで読みました。何もないときには何とも思わない健康の味。しみじみ噛み締めてます。飄々とした伸坊節が楽しみです。米原万理さんが亡くなられたことを書いた文章が、少しも重くはないのに、ほんのり悲しみが伝わってきます。

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1690万中308万

 約1690万中約308万・・・、何の数字かというと、総務省が調べた月1回以上更新されているブログの数だそうです。全体の約20%しか更新がされていないということですね。書いてて思ったけど、ブログって何件とか何個とかって決まりがないみたいですね。なんか座りが悪いのですが、新聞記事には数字がぽんと載っているので、おそらく決まってないのでしょう。用語は普及しても、それに対する考え方が定まらないくらい技術の進歩が早いのでしょう。

 さて、今回の調査は、総務省がサイト上の情報システムを使い、十五歳以上のブログ開設経験者2351人に今年二月にアンケートした結果から推計したものだそうです。ただ、このアンケートの対象者数と全ブログ数の間に大きな開きがあるので、なぜ更新しないのか、という理由を求めたのがアンケートの内容で、ブログ数を集計したのは別の方法ではないかな、と考えています。実は、調査した時点くらいではなかったかと思うのですが、アクセス解析でヘンな閲覧履歴があったのです。spiderなんとか(すみません、記録してないのでうろ覚えですが)という自動的にブログを覗いて、情報収集するシステムによるものらしいです。気持ち悪くて調べたら、同じような経験をした人が、やはりブログにそのような内容を書いていらっしゃっいました。総務省だとすると、また、色んな情報収集してそうで、さらに薄気味悪い気がします。

 ところで、更新しない大きな理由は、やっぱり「手間がかかってたいへん」「訪問者が少ない」という二点が主なもののようです。確かに、コメントとか入ると嬉しいですもんね。後、ここには入れてませんがweb拍手ボタンというのがあって、これをクリックするだけで、読んでますよ、面白いですよ、と伝えることができる方法があります。これも喜ばれるので、よく遊びに行くサイトさんで、時々パチパチやってます。というわけで、お気に入りのサイトさんに頑張って更新してもらうためにも、気前よくパチパチしましょう。

本日のお品書き

こっちへお入り こっちへお入り

販売元:楽天ブックス
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 平安寿子さんの小説です。最初、読んだことないから、もしかして怖い話なのかと勘違いしてまして・・・。いや、ほら、暗いところから、そーっと手だけが見えて、「こっちへお入り」とか言うようなホラーものがありそうじゃないですか? 全然、違った、むしろカラッと笑えるおはなしでした。

 友達に誘われて、落語を見に行った主人公の女性が(仕事もそこそここなせる、なかなか気の強そうなお姉さん)、そのまま自分も落語を習うことになって、と話が始まります。作者の平さんご自身が落語好きということで、主人公がCDで聞いていく落語の引用や解説が読み応えがあります。というか、好きなのがすごくよくわかります。それもあるし、主人公の一人称で話が進むのですが、なんというか、彼女の口調って、あたしの脳内音読リズムにぴったりくるので、読んでて楽しい。落語にはまって笑うところでは、一緒に笑って、嫌なこと、嫌な自分に向き合うところでは自然と目頭が熱くなってしまった。

 タイトルが話の締めにぴったり収まって、はい、これで仕舞い、と、エンディングの幕引きも鮮やかなものでしたよ。

     

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焼きざましの餅

 東京行きのための資金計画を練っております。積み立て一つ解約しました。わひゃあ、そこまでするですか、あたし。いや、自分一人なら、ここまで費用かからないのですが、家族旅行なのでね。ディズニーランドのチケット予約もできました。平日が休みなのは便利だ、金融機関回れて。・・・が、丼勘定でいたせいで通帳の残額を見て愕然。生命保険の支払い分が足らない。慌ててこっちの口座からあっちの口座へ。これは、がんばって節約生活にイソシマネバ。

 と、バタバタしておりましたところ、腰に違和感がありまして。体を動かすと痛い。この痛み方はやばい。顔を洗うために腰をかがめても痛かった時を思い出します。急遽、鍼に行くことに。仕事休めないからね。

 腰が痛いです、と訴えると、先生はいつも通り脈をみながら鍼を打ち始めました。うつぶせになって腰のツボを確認しながら、先生が、突然、あきれたように笑いながら言いました。

「この背中、焼きざましの硬くなった餅が入っているよ。」

 ま、なんて斬新な表現なんざんしょ。友達と泊まりがけで遊びに行ったりした時に、腰をもんで上げた感想が、鉄板が入っているみたい、と嘆くのが定番なのですが、焼きざましの餅かぁ。金属じゃなくて食べ物なのが、よりリアル。

 結局、テーピングまでしてもらいました。その上、「痛かったら、また来なさいよ。」と、声までかけてもらいました。普段、また来るように促されることないのに。しばらく中腰で作業することがあったから腰にきたらしい。あれだ、やっぱり芝刈りが一番かな。とりあえず運動しないこと、暖めるのがあまりよくないのでお風呂よりシャワーにすること、という先生の忠告に従います。

本日のお品書き

チェリー Book チェリー

著者:野中 ともそ
販売元:ポプラ社
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 新聞で紹介されていて、面白そうだなぁ、と思っていたら、寄贈でいただけました。ラッキー。 

 出版はずっこけシリーズなので有名な児童文学の老舗であるポプラ社。でも、昔、那須正幹さんの講演会でずっこけシリーズの最初の本が出版されるときにポプラ社の偉い人が、由緒正しい児童文学の出版社であるわが社が、ついにこんなマンガのような表紙の本を出版することになったとは、と慨嘆されたんだ、と話されました。そんな由緒正しい児童文学の出版社が、一見、一般成人向けの小説を出版されているのは、やはり隔世の感がありますねぇ(大げさ)。

 率直な感想であります。あたしはちょっとピンと来ないところがありました。ううむ、別にそういう方向に持っていかなくてもいいんじゃないかな、などと思ったりしたわけです。そのピンと来なかったところを除くと、とっても上質な青春小説です。年寄りと子どもという配置は、絶妙のバランスなんですよね。誰かが言ってましたが、どちらもこの世ではないところに近いところに存在しているから、同じ場所に立てるのだと。

 お気に入りなのは、出番がとても少ないけれど主人公のこいびと。恋人じゃなくてこいびとと平仮名表記なのがポイント。可愛いです。

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どんだけぇ?

 何がどんだけぇ?かというと、あたしの睡眠時間です。昔から、とにかく眠らないと体がもたない人ではありました。ちびっ子たちをお昼寝させるために添い寝をしてやってたときも、自分が真っ先に眠って、そして最後まで起きない。そんな状態で昼寝したら、普通は夜は眠くならないものだろうに、平気でいつもどおり眠ってしまう。

 そして極めつけ。旅行とかに出かけると、就寝時間は10時。それ以上は無理。起きていられません。体力なさ過ぎ。なので、よっぽど親しい人でなければ、一緒に旅行には行けません。自分がばてて眠たいからって、夜遊びに付き合わずに寝るというのも、連れからすれば興ざめですもんね。

 いつだったか新聞で、寝不足も寿命を縮めるが、過剰な睡眠も寿命を縮める、という記事を読んだことがありまして・・・。そうか、きっとあたしは寝すぎで寿命が短くなるのだな、と思った次第。

 休みの日って、午前中に用事をあらかた片付けたら、午後から本を読むかテレビを見るかしているうちに、大体ちょっと眠いから少しだけ寝よう、と言いつつ、熟睡して2、3時間寝てしまうものなぁ。季節の変わり目とかだと、疲れているのよ、とごまかせるけど、今のいい季節だと、ただ眠るのが好きだとしかいえない。今日も、きっとぐっすり眠れることでしょう。

本日のお品書き

空の中

著者:有川 浩

空の中

 陸海空自衛隊シリーズの空編。陸と海がウィンダムの「トリフィドの日」や「海竜目覚める」系の外から来た危険な生物であるとすれば、空編のこちらは「たった一つの冴えたやり方」を思い出させますねぇ。あ、接触した未知の生命体の感じが、ですよ。ストーリーは違いますから。

 「海の底」でも思いましたが、緊迫した状況をメインとなる二つの視点から描くのがお上手です。未知の生命体が幸い(?)温厚な性格なので、ものすごい生命の危機を感じさせるというスリルは少ないのですが、交渉の余地があるからこその会話が含み笑いものでした。ええ、爆笑してはいけませんよ、だって、必死なんですから。

 微笑ましく読める展開の一方で、高校生サイドの視点では、これはもう若いってヤツはなんて痛いのかしら、という流れでね。喪失の痛みを紛らわせるのは難しいです。泣いたり、怒ったり、八つ当たりしたり。そういうのを積み重ねて、ようやく少しずつでも強くなっていけるんだけど、その過程で間違えることもあるよね。そんな時に、こんなじいちゃんがいてくれたら、ホントにありがたいです。じいちゃん、最高です。

 ところで、有川さんの作品にしては甘々度が少なかったような気がするのは、あたしが慣れてきてしまったからでしょうか?それとも、大人サイドの主人公がふっきれた性格だからでしょうか? 来月、発行される「別冊 図書館戦争2」で確認いたしましょう。

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6月の展示

 ・・・チケット大戦・・・、すっごく厳しいんだ・・・。転売目的の人が暗躍しているとのウワサあり。ものすごーくまともな方法でチケットを購入しようとしているあたしたちの運命や如何に。

 と、とりあえず、今何よりも気がかりなことを書いておいてから、本題へ。いや、ホント、心配で心配で、いてもたってもいられな~い。お願い、レイネット枠だけは空いていてね。

 で、今月の展示の話題です。6月23日から30日までは「男女共同参画週間」だそうで、そちらの担当課の方からパネル展示の申し込みがありましたので、うちとしては場所貸しという感じなのですが、今月の展示は男女共同参画川柳とそれを元にしたイラストのパネル展示でした。まあ、せっかくなので関連図書も並べさせていただきました。

 話題になった本としては上野千鶴子さんの「おひとりさまの老後」とか、いまや古典となった中山千夏さんの「妹たちへ」などのほかに、DV関係だとか女性の再就職のための本とかを並べました。これが案外、貸出がありまして、なかなか良いセレクトをしたものだとホクホク。

 ただ、これが児童書となるとけっこう展示するのに難儀しました。いや、元々の蔵書に適当な本がない・・・。発行されていないわけではないけど、買ってない・・・。例えば「アリーテ姫の冒険」なんて、この話題だと絶対上がってくるような本がね、ないのよ。本館にはあるので、わざわざこの展示にあわせて買うのもどうかと思いますし。で、児童書の展示は勝手にこじつけて「家族愛」をテーマに選びました。ちょっと大きい子には女の子の自立ということで「Tバック戦争」も並べましたが、絵本としては「まめうしとおかあさん」とか、くまの子ウーフがおかあさんへの贈り物を探す本とか。やっぱりね、最後は家族の愛だと思うのよ。相手を大事に思う気持ちっていうのは、家族の中で育っていって、そういう気持ちがあるということが、結局は差別とかを超えるものになるんではないかな、と。

 チャレンジコーナーで花びらに絵を描いてもらっていたのだけれど、その中に素敵な言葉を書いてくれた子がいました。「最初は小さな命だけど、大切に育てたら、大きな命になるよ」・・・、そんな言葉を書いてくれた子がいるというのは、それだけですばらしいです。みんなが幸せになれる、なんてことは現実にはないのかもしれないけれど、でも、きっとみんなが相手を思う心をちょっとずつ持っていれば、少しだけれど幸せになれるのかもしれない。そうであればいいな。

本日のお品書き

海の底
著者 有川 浩
販売元 メディアワークス
定価(税込) ¥ 1,680

 有川さん、このブログに頻出、であります。ケロケロって違う。いや、この間、うちの職員さんがケロロ軍曹の折り紙を作っているのを見て、つい♪ケロケロケロ~、侵略せよ♪とか歌っちゃって、自分で、歌ってどうするって突っ込んだのですが、ああ、わかりにくい。わかりにくすぎるギャグでした。職員さんには喜ばれたのだけが救いです。

 気を取り直して、陸海空自衛隊三部作の内の海編です。タイトルは本当は「海の底から来た奴ら」らしい。書いてもいいかな? 海から来たのはザリガニです。人より大きいの。しかも、甲殻類だから堅いのなんのって、少々、叩こうが蹴ろうが全く堪えず。しかも、人間のことを動きの遅い柔らかい食べ物という認識だから、人類は大ピーンチ。といっても、とりあえずは横須賀周辺で囲い込めているのですが。

 つまりは上陸してきた巨大人喰いザリガニの群れをどう駆逐するか、そして群れの中に残された潜水艦に避難した自衛隊員二人と子どもたちが生き残れるか、の二つを軸にして物語は進んでいきます。「十五少年漂流記」を目指しただけあって、潜水艦の中の問題児が実に憎々しいです。本家のほうもブリヤン少年がよく見えるのは敵対する少年の憎々しさがポイントなので。もっともラストはなかなか爽やかですよ。辛いだろうけどね、若気の至りは乗り越えるしかないの、自力でね。

 有川作品に必ずある甘々要素も健在。くぅ~、かゆいというかこそばゆいというか。これは、なーんとなく予想ついた結末だけど、続きというか番外編というか、後日譚となる「クジラの彼」を読むのがメチャクチャ楽しみです。

 

 

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ジャンクフード

 日頃、あまり食べないけれど、たま~にどうしても食べたくなるのがジャンクフードの魅力。人によって食べたいものは違うけれど(あたし的には焼きソバです。カップよりも袋のヤツ。)妙にほしくなることがあるんですよね。

 同じことは本にも言えて、真面目な本ばかり買っていると、たまに、もうどうでもいいじゃん、そんなこと、みたいな本も入れたくなるわけで・・・。あれ、そう言って、この間「B型自分の説明書」買ったばかりだったような気がするな。ま、いいか。買ったの自分だし。公費じゃないし。

本日のお品書き

上司と2人っきりになったときに使えるオトナの15秒雑学

著者:オトナの気まずさ回避委員会

上司と2人っきりになったときに使えるオトナの15秒雑学  というわけで、こちらがジャンクフード的本なのですな。どうでもいい知識をトリビアと名づけたテレビ番組がありましたが、まさにトリビアを満載した本。役に立つのか立たないのか・・・?一度、使ってみるしかないですね・・・って、ホントに上司に?

 ちなみに、この本の宣伝に使われていた雑学は「愛知県には『ぬる~い』という温度設定の自動販売機がある」というもの。なんか、これだけで、ちょっと読んでみたいという気になりませんか?

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蒸し暑~い

 梅雨なんだけど、雨が降らない。どうしたもんだ。空梅雨なのだろうか。それとも、また7月になってからドッカンと降って災害を引き起こすつもりなのだろうか(って、誰が?天気は自然現象だし)。

 暑いけれど環境問題のアレとか電気代のソレとかで、六月中はクーラーは入れられません。そういや基本料金が2万円も上がってた。職場のだから施設でかいので基本料金がでかいから、うっかりしてたよ。なんで昨年同月比より使用電力量が少ないのに電気代が高いのかと思って、しげしげ見て気がついた。文句言っても安くなるもんでもないけど。

 話は広がりますが、このところ大きな事件や災害が続いていてテレビも新聞もそのニュースで持ちきりになってますが、その最中にもじわじわとガソリン代の高騰が続いてます。家計にも響きますが、産業(農業や漁業)への影響も大きいので、政府には高齢者医療制度で足の引っ張り合いをするばかりでなく、きちんと対処してほしいものです。っていうかぁ、なーんで野党は今頃言うかな?もう二年以上前から地方自治体は高齢者医療制度の準備をしていて、ということは法的には二年以上前に形ができてたんだよね。その時に、なぜ廃案にしなかったのか、という辺りを聞かせていただきたいですよ?まだ逆転してなかったから?うん、確かに廃案にするのは難しかったかもしれないけど、その努力をしていたのなら、そういうことも含めて国会で討議してくださるとよろしいのですけどね。

 暑いので、ついカッカした内容に走ってしまいました。しかし、真剣にガソリン高騰は何とかしてほしいです。このままいくと一リットル当たり200円になる日も近いらしいので。新エネルギーへの移行も含めて考えることではありますが、こういう個人の手に余ることこそ国の仕事だと思うわけです。

本日のお品書き

デジタル著作権の知識とQ&A (くらしの法律相談 20)
販売元 法学書院
価格(税込) ¥ 1,995

 図書館と著作権の問題は切っても切れない関係なのです。

 ええっと、類書に比べて、特に目新しいことはなかったかな?実際、技術の進歩に法律が追いついていないので、なかなか法律に基づいた新しい説明をしていく、というのは難しいかもしれませんが。

 本書の特長はタイトルにありますようにQ&A方式にあります。具体的に、こういう事例のときにどうなるのか、というのを、最近の判例なども紹介しながら説明をされているので、初心者にはとてもわかりやすいです。

 そうそう、この本を読んで目からウロコだったことが。調子が悪くなったためHDDレコーダーを買い替えたのですが、もう少し待てるなら待ったほうが良かったようです。というのは、今だとコピーワンス制御がかかっているためHDDからDVDに移行させるとHDDのほうのデータが自動的にDVDに移動されてしまうのですよ。これだと、もしダビングに失敗したらHDDにもない、DVDにもない、という悲しいことになってしまいます。そこでダビング10(9回目までダビング、10回目はDVDへデータが移動)方式への切り替えが検討されているそうです。いつから適応機が出るのかわかりませんが、買い替えを検討しているのならこちらの機種が出てからのほうがいいですよ。

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鈴虫は備長炭がお好き

 市役所には鈴虫ブリーダーがいる。ホントの話。あたしが住んでいる市役所にいらっしゃいます。毎年、今の時期になると「鈴虫いらない?というか持ってかえって。」と言われます。昨年も図書館用にいただきましたので、今年もいただきました。

 土の入ったプラスチックの虫かごに鈴虫の幼虫を入れてもらい、早速、鈴虫セット(虫かご&霧吹き&餌)をカウンターに置きました。やっぱり子どもたちは反応が早くて、これ何?コールが日に何度となく訊かれます。たまに蓋を開けて触らせてやったりとかもしてます。情操教育とかは考えてませんが、面白いなぁ、と感じてもらえれば良いです。

 ところで、鈴虫たちもむき出しの土の上にいるのは居心地が良くないので、ちょっとした木のかけらみたいなのを入れてやらないといけないのですが、あんまり大きいのだと、みんな隠れてしまって見えなくなってしまう可能性が・・・。それは困るので、何か適当なものはないかDIYのお店で探していたら、鈴虫用の備長炭小粒石なるものを発見しました。備長炭でできた親指の爪ほどの丸っこいかけらが7、8個。そういえば、去年、霧吹き過ぎてカビが生えたから備長炭あるといいかも、と購入。早速、入れてやって、ついでに霧吹きで水を与えました。しばらくすると、どの鈴虫もみんな備長炭にくっついてます。理由はわかりませんが、どうやらお気に召した様子。良かった、良かった。

*実は、これは16日にアップする予定でした。ところが、ココログが混雑していてアップできなかったのです。そんなこんなで、本日アップです。とりあえず、ネットの海に消えてなくなっていなかったので良かった良かった。

本日のお品書き

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

著者:藤原 正彦,小川 洋子

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)  「博士の愛した数式」で数学の美しさに目覚めた作家が、数学の先生とその美しさを語り合う本、です。・・・いや、確かそういう本だった、と思う。

 うろ覚えでなんですが、数学が苦手なあたしでも面白く読めたのは間違いないです。パズルを解くように数式の成り立ちを説明したりするページは、やっぱりよくわからなかったけど、その辺はさらっと。プリマー新書なので中学生から読めるように設定されているけれど、まあ、さらっと。

 で、やっぱり興味深く読んだのは、すばらしい数学者は子どもの頃から美しい環境に生まれ育っているというのを、現実に活躍した数学者の例を挙げながら説明しているところですね。数学に限らず、美しいものというのは人を美しい方向へ導いてくれるのかな。できることならば、今の日本にある美しいものが保たれていきますように。

         

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芽が出た の続き

Kinome  以前、ぽっきり折ってしまった観葉植物の幹から芽が出たという話をしましたが、それの続報です。前回の写真では緑の点にしか見えなかった芽ですが、すっかり葉っぱになりました。

 画像はクリックすると、若干大きくなるので見やすいかも、です。しかし、こんな中途半端な芽の出方をされると、今後、どうしたらよいものか・・・。植え替えしないといけないんでしょうが、果たして、無事にできるのか心配です。緑の指は持ってないので、今度こそ枯らすかもしれないなぁ。

本日のお品書き

ABCDEFG殺人事件 (ミステリーYA!) 
著者 鯨 統一郎
販売元 理論社
価格(税込) ¥ 1,680

 出版が理論社ですので、中学生くらいから読めるかな、という感じです。表紙も可愛いらしい・・・し・・・。

 連作短編集なので、18歳の女の子が両親を亡くして、一応保険金が入ったものの生活のために探偵事務所で働くことになって・・・、という出だしだけ読むと、「家なき子」を思い出させるお涙ちょうだいものか、となりそうですが、そんなことはないです。というか、最初の3作読んでたら、ちょっと待ってくださいよ、とつっこみたくなるような人が死にます。表紙絵の可愛らしさにだまされたらあかんぜよ、と言っておきましょう。

 どちらかというと昔、テレビドラマから流行した決め台詞「同情するなら金をくれ」を思い出させるお話でした。かなり毒成分ありますが、主人公のあっけらかんとした性格のおかげでけっこう読ませます。

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出ました、公式発表!

 ホントはね、今日は図書館のお勉強会に出たので、その話を書こうかな、とか、本日のお品書きで紹介しようと思っている本関連のネタにしようかな、とか思ってたのですよ。でもね、公式発表が出ちゃったからね、これをアップせずして、なんのためにブログやってるのかって感じでね(・・・あれ、図書館の話をするためのブログだったんじゃあ・・・?)

 とにかく詳細はこちら

 http://www.sakura-taisen.com/08_newyorkrevue/

 ま、こんなところをチェックする人は、言われるまでもなく公式サイトを見ているに違いないですが。

 それにしても、それにしても、ラストショウだからでしょうか、なんと劇団四季の久野綾希子さんが特別出演されますよぉ。すっごい、すごーい。はっ、今泉の母がのりうつってますね、あたくし。

 考えてみれば、田舎の高校生にミュージカルのすばらしさを教えてくれたのが久野さんが主演された「エビータ」でした。劇団四季のすごいところは、全く儲けにならない地方公演を本当に全国くまなく行ってくれることです。この出逢いがなければ、あたしの人生の面白みはずいぶん少なかったことでしょう。市村正親さんのチェ・ゲバラとのデュエットの、あの緊張感。心奪われて、今に至る気がします。

 だから「サクラ大戦 活動写真」というゲームから派生したアニメーション映画に声で出演され、歌も歌われたのは、本当に驚きました。そりゃ、自分はゲーム好きですし、アニメも好きですが、バリバリの舞台の役者さんのお仕事としてはいかがなものか、と思ったのです。もちろん、舞台の役者さんで声優としても活躍されている方もいらっしゃいますが、どちらかというと外画のイメージがあったので。でも、それだけでは終わらずにゲームの方にも同じ役で出演されて、凛々しい副指令としてチームをまとめてくださいました。

 今回、どのような経緯で出演されることになったかはわかりませんが、ラチェットさんに会えるかと思うと、そして歌が聴けるかと思うと、嬉しくて嬉しくて。って、気が早いですね。これでチケット大戦は更に厳しい戦況になるでしょうに。でも、なんとかなるなる、きっとね。

本日のお品書き

B型自分の説明書

著者:Jamais Jamais

B型自分の説明書

 えー、なにやら現在ベストセラー街道驀進中らしいです、このシリーズ。A型はすでに刊行されてまして、引き続きO型、AB型も出版される見込みなようです。

 ちょっと雑誌の問題でクサクサしてまして、書店に行ったついでに衝動買いしました。バカです。血液型とか星座とか、基本的に話のネタくらいにしか思ってないくせに。いや、一つには、このところ予算が厳しくて、真面目な本か実用書か貸出が見込めそうな小説とかばかり選んでいたので、私費で買って寄贈するなら、この種のジャンクフード的本を入れても文句あるまい、というか、文句言わせんもんね的勢いで買ったもんで、ろくに読みもしないで図書館の蔵書になった本。A型も一緒に・・・。

 あっという間に貸出されて、本館(まあ、本館も買わんわな)から相互貸借依頼が来る始末ですよ。まあ、でも面白いですよ。普通だと箇条書きで書かれた文章って次の項目に続かないのに続いている、という常識破りをしてみたりだとか、もしB型人間が赤頭巾ちゃんだったら、という仮想話なんか、思わず吹きだしてしまいます。喜んでいただければ、買った甲斐があるというもので・・・。いや、あたしの懐には痛いですがね。いや、いいや・・・。ははは。

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最果ての地よりこっそりと

 例のレビュウショウ情報です。

 なんとさくらさん役の横山智佐さんの公式HPで、いきなり公演日程が発表になりました。いいのでしょうか? いまだにセガでも銀河劇場でも発表されていないのに・・・。

 詳細はこちら

 http://www.chisa-club.com/information/information.html

やっぱりラストショウってなってましたよcrying その辺りは覚悟するしかないんですよね。物事には、いつか終わりがあるのだから・・・。

 なんにしても日程が発表になっただけで、チケット大戦の開始はまだなので、今後の展開に注目してます。

本日のお品書き

塩の街 
Book
塩の街 
著者 有川 浩
販売元 メディアワークス
定価(税込) ¥ 1,680

 「図書館戦争」シリーズでおなじみの有川さんのデビュー作。電撃大賞受賞作です。受賞されて、電撃文庫で出版された作品は、本人さんによれば、色々と修正を加えられてしまったので、改めてハードカバーで出版されたときにはかなり設定を元に戻されたそうです。おまけに事件の前後のエピソードも添えられています。ハードカバー版はかなりおいしいです。

 最初は、世界終末ものの美しいバージョンなお話で始まります。最初のエピソードの時には、脇役っぽかった人がどんどん存在感を増してきて、最後にはえらいこっちゃ、になっていきます(・・・ヘンな説明だ)。ま、どうえらいこっちゃなのかを説明するとネタバレになるのですが、図書館戦争シリーズが好きな人には絶対オススメ。いちゃいちゃする主人公カップルに耐性ができていること前提ですけどね。

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なんとか目鼻が

 やぁ、やっと諸々が落ち着きそうです。といっても、詳しいことをネットで発表するわけにはいかないのですが・・・。

 とりあえず、あちこち駆けずり回る日々はひとまず終わりそうで嬉しいです。最終的には友人まで巻き込みましたよ。ごめんね、そして、ありがとう、Wさん。名前は出しませんが、次に会った時には熱烈ハグだよ(気持ちだけね)。

 結局、こんなに情報過多といわれる現代日本でも、物流と言う点では、なかなか思うに任せない、ということです。ところで、「みんなの図書館」って、某流通業者的には休刊扱いになってるけど、それってどういうことなのかしら?会員のみの販売だからなのかな?

本日のお品書き

鼓笛隊の襲来

著者:三崎亜記

鼓笛隊の襲来
 正直、三崎さんの小説が好きなのかどうなのかはよくわかりません。「隣町戦争」も、自分の中では未消化だし・・・。なんだけど、非常に気になる。人に勧めるには抵抗があるのに、新刊が出たら、やっぱり読んどこうってなるのはなぜなんだろう・・・。

 というわけで、人様にオススメするポイントは一作が短いので、読んでて辛くなったら、すぐ放棄できる、なーんていいのか悪いのかわからない点ですが、一度、ひっかかったら、なかなか抜けられませんよ、三崎ワールド。

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4000超え

 こんな方向性バラバラでまとまりのない辺境のブログながら、その方向性のなさゆえにうっかり立ち寄られた方がおられまして、開始して九ヶ月経過した今、アクセス数が4000件を超えました。

 ココログのアクセス解析という機能を使いますと、何を見に来られたか、というのが、おおよそ、非常に漠然とではありますが、わかります。検索ワードで見ると、最近は「固定資産税」というワードが強いです。固定資産税も色々なのでお役に立てたのだろうか、と疑問に思っています。うん、まあ、現役でその仕事をしていたときの質問は、具体的に質問された方の資産とか税額とかについて、がほとんどだったのですけどね。ネット検索だともっと専門的な知識を求めておられる可能性もあるでしょうから。それに都会と田舎では色々と事情が異なる話もありまして・・・。端的なのはマンションかな。実は課税の方法を知らないのさ。だって課税対象がなかったから。登記簿の持分によって変わるんだろうけど、システムにどう反映させるかとか、ちっとも存じませんことよ。

 他に多かったのは、やっぱりサクラ大戦関係でしょうか。面白く読んでいただけたらよいのですがね。勢いだけなので・・・。そういや、この間、よく立ち寄らせいただいているサイトさんからポストカードをいただいたのですが、これがもう美しくって・・・。宗教画のような神々しさが漂ってます。それにしても宮本亜門さんの「トゥーランドット」の舞台は見たかった。役者さんも上手いし、衣装なども凝ってるという記事を読んで、僻地在住を悲しく思ってしまいました。あ、なんでサクラ関係で「トゥーランドット」の話になるのかというと、いただいたのがトゥーランドットを演じる昴さんのポストカードなので。今年のショウはどんなんかな?ラストショウと言われていますが、もったいない話ではあります。

 もちろん、図書館というワードで立ち寄られた方も多く・・・。これはもう、ごめんよ、ヘナチョコな記事しか載せてなくて、と心よりお詫び申し上げます。あまりのヘタレ振りなのでカテゴリも仕事にしているくらいなので。そんな自分にとって、田舎とか都会とか関係なく指定管理者の波が押し寄せてきているのが恐怖です。どんだけ自分が司書として有能か、というのを示さないと、司書そのものが不要だ、という暴論に発展しかねないのが恐ろしいです。ネットで本が検索できれば司書なんかいらんな、という人がいて、それを聞いたときは、こっそり鼻で笑いましたが・・・。なんてレベルの低いことをいうのだろう、とは思いながら、実際に現場にいない人にとってはそんな認識しかないのだろうな、と先行きを暗く感じます。

 ダメだ、ダメだ。明るく行こうぜ。暗いことを言っていては、本当に暗い未来が来てしまうから。だから、ボクは笑うんだ・・・、あれっ?何を書いてますか、あたしは?まあ、筆がすべったのはともかく、明るいところを目指して頑張ろう、ということで。

本日のお品書き

スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン
著者 小路 幸也
販売元 集英社
価格(税込) ¥ 1,575

 やっぱり「LOVEだねぇ」。はい、ちょっと暗い気持ちになったのを立ち直らせてくれる連作集です。

 それにしても登場人物が多いです。だんだん思い出せなくなりますぞ、人間関係。なかなかたいへんですが、今回もあっちでこっちでLOVEの花が咲きました。色恋の話ばかりではないですよ。古本屋さんが舞台なだけに、本へのLOVEも熱いです。若女将(?)の熱い啖呵がグっときました。

 語り手のサチさんのおっとりと優しいきれいな日本語にホッとします。でも、けっこう活動的で、今回は、えっ、そんなところまで行けるんですか、というくらい遠出をされます。どうも、以前(?)行ったことのある場所なら行けるらしいですが。そしたら、次回作ではハワイまで行くかもしれません。きっと、次の作品も出るでしょうから、ハワイ云々はさておき、楽しみに待ちたいと思います。

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バックナンバー、カモーン!

 やってしまいました。色々ありまして、雑誌の購入にアナが空いてしまった・・・orz(そういや、このアルファベットでがっかりした人を示すのを嬉しげに使っていて、うっかりorgにしたことが・・・。スカート穿いている人なのよ、こっちは)。

 まあ、この顛末に至るまでには、ホント色々ありまして、ようやくその諸々に目処が立ったところだったのですが・・・。月刊誌だとか、せめて月2回刊だったらいいんですけど、週刊はね、気がついたら一週間過ぎてました。今、amazonを覗いたのですが、なかったよ。素直に書店さんにお願いするしかないのでしょうね。時間がかかるけど。というか時間かかった挙句、入手できない可能性あるよ。ともかく諦めずに探そうと思っております。

本日のお品書き

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)

著者:上橋 菜穂子

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)  「守り人シリーズ」の番外編です。タンダのファンは必読。半分くらいはタンダのお話です。まだ幼さの残るタンダがかわいいです。

 少し物足りないという感想をお聞きしたのですが、そんなことはありませんよ。本編の濃密さを求めれば、そうかもしれませんが、ゆっくりと物語を楽しむのには良いです。

 ところで、地上波で放映されるようになってからアニメの方を見ているのですが、なんか「BLOOD+」を思い出させますよ。オープニングとか絵柄とか。あまり知っている声優さんがいない中で、タンダ役が辻谷さんなのが嬉しいです。ちょっとクセのある二枚目役が多い方です。この間の「これじゃ(オレが)武人の女房だ」(ちょっとうろ覚え)というセリフが、もうこの人なればこそ、というぼやきっぷりに一人ニヤニヤしてしまいました。

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トンカチ、トントン

 久し振りに歯医者に行ってきました。歯質が弱くて、虫歯が多いので定期健診したほうが良いのはわかるのですが、そのつもりで行って親知らずを抜くことになってしまった暗い過去が足をにぶらせるのです。

 そんなあたしをして歯医者に行かしめた理由、それは子どもの遠慮ない指摘。よその子ですよ、指摘したの。前歯の差し歯の根元がですね、歯肉がやせて黒い部分が見えてきているのです。それを「おばちゃん、なんで歯が黒いの?」って聞くんですもの。君のおばちゃんになった覚えはないぞ。お歯黒にした覚えもない。とはいえ、子どもが指摘するくらいだから、かなり目立つのだな、と思い、諦めて歯医者に行くことにした次第。

 新しくできた歯医者さんがありまして、なんと女医さんだそうです。そうかぁ、女医さんか、いいなぁ、女医さん。って、親父ですか、あたしは、な言い方ですが、女性だからこそ同性のお医者さんが気楽、というところがあるのですね。丁寧な治療だという評判も聞いてましたので。

 予約をしていないので待ちました。まあ、歯医者というのは待つところだと覚悟してましたので本持参。とはいえ二時間待ちは辛いです。ようやく呼ばれて中へ。最近の歯医者さんは隣の患者さんが見えないように仕切りがしてあるのですね。それにテレビが見られるようになってました。でも実はこのテレビ、パソコンと連動していて、なんとレントゲン写真を見られるようになってました。

 さて、早速、治療開始と思いきや、初めてのところなので歯の状態を一通りチェックをされました。歯茎の状態とかも全部。で、どうやら新たな虫歯はなかったようなので、差し歯の話へ。どうもね、歯肉が痩せたのは歯を磨くときに力を入れすぎているのが原因のようでね、自業自得らしいです。これから気をつけねば。

 で、ようやく治療にかかるのですが、タオルで口だけが出るように顔を覆われました。見えません。見えなくてもかまわないのですが、口を開け閉めするタイミングがわかりません。言われたときに開け閉めすればいいのですが、なんとなく不安。そんな中、差し歯をはずすためにドリルをかけられて、その後です。なんかトンカチでトントンというかコンコンというかされてるようなんですが。わかりません。おそらくそうではないかと。しばらくコンコンされて、またドリルかけて、コンコンされて・・・。なんかげっそり。痛くはなかったですが、なんかげっそり。仮歯を入れられて本日は終了。何事もなければ、三、四回で治療完了だそうです。何事もないことを祈ります。ホントだよ、心から祈るよ、あたしは。

本日のお品書き

ライバルに先んじろ 指定管理者制度 勝つための方程式

著者:経営創研株式会社

ライバルに先んじろ 指定管理者制度 勝つための方程式  まあ、あれです。公機関の財政逼迫は抜き差しならぬ状態にあるので、できるものは民間に委託しちゃおうぜ、というノリがすごいのです。軽い表現をしているのは、事態がかなり深刻なので、その反動です。

 とりあえず、図書館に働くものとしては、なんで無料で公平なサービスを最終的には利益を上げることが目的の民間に委託できるんじゃい、という考えに落ち着くのですが、そういうワンサイドな考え方ではなく、指定してほしい立場の考え方も知っといた方が良いよな、ということで歯医者の待ち時間に読んだのがこの本。

 わかりやすく読みやすく工夫されたいい本です。それと指定管理者が抱える問題についても具体的な指摘がされていて入門書としてはよろしいかと。

 市町村で働く公務員というのはジェネラリストが求められ、専門性を深めていかなくてはいけないスペシャリストの育成は外部に委ねたい、指定管理者制度が進行していく理念はここにあるのだな、と思いましたよ。

 とりあえず指定管理者による実務の問題点として、引継ぎがうまくいかない、引継ぎコストがかかる、制約が多くて新規事業が困難、長期的視点が取りにくい、などが浮上している事実が上げられている点は着目に値しますよ。

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不調です

 パソコンの調子が、やや悪いような感じです。感じ、がする、という言い方をするのは、自分の扱い方に自信がないからなんですが。

 自分に自信がない・・・。先日、職場で電話を取ったら、相手の方がいきなり「実は自分は若年性アルツハイマーで・・・」と言われて、一瞬、どう対応したらいいのか、頭が真っ白になったのです。結局、この方は、リクエストの本が届きました、という伝言を受けて、何の本を頼んだか思い出せなかったので、その思い出せなかったことを冗談で若年性アルツハイマー、などと言われたのだということがわかったのですが・・・。気がつけよ、あたし。普通、言わないよ、本気で電話なんかでそんなこと。あたしがボケです。

 他にも、床に設置してあるコンセントを立ち上げているのにつまづくのはしょっちゅうな上に、それを、うちの職員さんに目撃されまくりだったり。普通につまづけばいいのに(いや、普通につまづくっていうのもヘンですが)、かなり飛距離が出るつまづき方なので。だから、なんとなくコンセントが出ているところ辺りをあたしが歩いていると、何か期待されている視線を感じることがあったりして・・・。

 ああ、目撃されるといえば、電話で漢字の説明をしていて「尾」のことを「尾っぽ」と言ったら「夫」と聞き間違えられたので、シッポと言い直したのですが・・・、その時、無意識に手でシッポの形を作っていたのを目撃されました。ニコニコしてましたよ、彼女。そうだよね、電話なんだもん、見えないのにね。ただ、あたしは身振り手振りをしながら話す習慣が身に染み付いているので、動かずには話せないのですよ。手を縛られたら、きっとすごく無口になってしまうよ。

 ものすごく脱線しました。パソコンの調子が悪いというのは、なぜか突然、文字の入力ができなくなるという症状が起きるからなんですが。原因不明。ブログの記事が入力できなかったりとか・・・。そして、この間、保存して記事を落としこんだはずが更新されていなかった・・・。いや、これは下書きにしていたのかも、というあたしにありがちな失敗な気がするのです。ただ、その後に本当に下書きしていたのを保管しようとしたら、インターネットに接続できません、とか出てしまって。書きかけてたのがパーです。原因がわからなくて不安。もしかしてテレビに続いてキミもかい、XPくん?買い替えしろなんて、まだ言わないでくれたまえよ。

本日のお品書き

ジーン・ワルツ

著者:海堂 尊

ジーン・ワルツ

 クールウィッチと呼ばれる発生学の研究者にして産婦人科で女医としても働く曽根崎理恵が主人公のこの作品、厚生労働省の行き当たりばたりの医療制度改革にかなり辛らつな切込みをしております。

 産婦人科の問題は時宜を得ているといいますか、これだけニュースになればいやでも耳目を引かずにおられますまい。

 しかーし、あたしはこの作品でショックを受けたのはそこんところではありません。海堂さんの本は他の作品の登場人物とつながりがあったり、脇役で出てきたりするのが特色なのですが・・・。苗字が一緒だから、そうじゃないかな、と思っていたら案の定、理恵さんは薫くんのお母さんだったよ。ビックリ。あっちはやる時はやるけど普段は呑気な離れて暮らしていてもつながっているほのぼの(?)父子家庭だったけど、お母さんは魔女だったのですね。とにかく、この作品を読んだ人は「医学のたまご」も読むべし。

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うわーん

 某ドラマティックダンジョンゲームのクリア後のおまけダンジョン苦戦中です。あ、某ってぼかす必要ないですね。はい、「サクラ大戦~君あるがため~」です。まだ、やってます。

 というか、新作ゲームに手を出す余裕がなくて・・・。やりだすと止まらない自分の性格では、新作(この場合、発売日は無関係)を買うのはあまりに危険。というわけで、ちょっと空いた時間で、何もかも忘れて没頭したい、という時にちょこちょこプレイしておるわけですが・・・。

 ダンジョンRPGって、どうも100階くらいダンジョンが続くのが普通みたいです。本編かクリア後のおまけかは別ですが。そういえば「オウガバトル」シリーズでもありましたね、おそろしく長いダンジョンが。あれはシミュレーションRPGでしたが、泣かされました。結局、ちょこっとチャレンジして放棄しましたよ。

 それにしても(ここからネタばれあり)、一人きりでのダンジョンは辛いです。10階まで降りないうちに撤退、撤退。もう一つのおまけダンジョンは仲間がいるので楽勝でクリアできたのに。モンスターハウスで辺り一面敵に囲まれているのに、昴さんが次々と敵を倒してくれたので、弱い仲間のサポートやアイテム拾ったりしているだけでいい主人公って一体・・・?それでも一人きりで50階まで降りることができました。やったね、と、つい調子に乗っていたら、いきなりモンスターハウス連続で撤退する破目になりました。あうう・・・。悲しい。どんなアイテムが拾えるかとか、モンスターハウスの遭遇率とか、かなり運に左右されるので、もうこのダンジョンのクリアは挫折の見込み大です。

本日のお品書き

夕陽の梨―五代英雄伝

著者:仁木 英之

 「僕僕先生」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞した仁木さんの中国歴史モノなので、かなり期待して読みましたよ。

 意欲作です。

 意欲・・・は、認めます。ううむ。

 もちろん、面白いところもあります。文章の歯切れの良さは、漢文のリズムが身についた日本人には心地よいです。惜しむらくは、何を主として書きたかったのか、が絞り込めてないところでしょうか。歴史モノは、どうしても歴史とは違うことを書けない(もちろん原則ですがね)という縛りがあるので、その制限の中で自分の書きたいものを書く、という苦労があるわけですが。

 主人公と姉のエピソードは好きです。仁木さんの特色は女性の優しさが男の身勝手ではなく描かれているところだと思うので、そういうところが生かされた作品を、ぜひ読みたいです。

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からすのパンやさん

本日のお品書き

からすのパンやさん (ビッグブック)

著者:かこ さとし

からすのパンやさん (ビッグブック)  お品書きスペシャルです。

 今月のおはなし会のテーマは「子どもたち大活躍」ということで、選んでみました。しかも大型絵本です。でかい、そして重い。

 この本を持っておはなし会の部屋に出かけたら、子どもたちが大喜び。「でっかーい」、と言うので、子どもたちの顔にくっつけるようにして「でっかいでしょ。」とやったら大喜びされてしまい、一人ずつ何回も「でっかーい。」とやってあげることになりました。キャアキャア叫びながら喜ぶので、嬉しいんだけど、他の利用者さんの視線が気になるところ・・・。ちょっとの間だから大目に見てくださいませ。もちろん読み聞かせのときもみんな楽しそうに聞いてくれました。終わってから、普通サイズの絵本を早速借りてきて、どのパンが食べたいか話しているのを見て、つくづくかこさとしさんは偉大だと思いました。

 ところで、この絵本、実は昔から人気のある絵本なのです。なので、お母さんたちが、自分の子どもの頃に読んだことがある、と言われました。そのせいか聞いているときのお母さんたちがすごく幸せそうな笑顔だったのが印象的でした。そうなんだよね、読んでもらうのって心地よいものなんだよね。

 ということで、秋に大人のための朗読の会開催を思いつきました。ロハでやってくれそうな人たちに心当たりがあるし。高齢者の方は文字を読むこと自体が辛くなっているので、読んでもらう=朗読カセットなどの利用サービス、というのにつなげられれば良いな、などと考えています。ぼちぼちとしかできないけど、できることからやってみようかな、と。

☆☆☆園崎未恵さんニュース☆☆☆

 レコーディングに入られたそうですよ、例のショウの曲。きゃー、楽しみ。

 こうやってブログとか読んでると、何人かで歌う曲であってもバラバラに録音されていくんだ、ということがわかります。そうか、別々にレコーディングしているにも関わらず、ぴったりと曲がキマるのですか。すごいですね、技術が。録音技術もだし、歌う方たちの技術も。

 それにしても、みんなで歌う新しい曲ってどんなのでしょうね。「ここはパラダイス」みたいなレビュウショウのオープニングにぴったりの華やかな曲かな。それとも「オーバー・ザ・レインボウ・サンシャイン」のようなラスト向けのしっとりしたバラードでしょうか。CDの発売はいつなんだろう。ドキドキわくわく、です。

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虫食い

Musikui 頂き物のサイネリア。花が終わったので散髪して葉っぱだけにしておいたら虫食いになってしまいました。

Danngomusi  犯人はコイツだ!

 なんとダンゴムシでした。シャクシャク音を立てて食べていそうです。

 なんかダンゴムシって土の中の何かを食べているイメージがあったのですが違ったのですね。

 実は、ナメクジもおりました。ううう・・・、さすがに気持ち悪いです。やっぱり処分するしかないかしら。

本日のお品書き

誤解だらけの個人情報保護法 (FOR BEGINNERSシリーズ イラスト版オリジナル 102)

著者:藤田 悟

 イラストがメインなのでわかりやすいかな、と思ったらそうでもなく・・・。

 オススメポイントは色んな事例が載っていることでしょうか?日頃、自分の個人情報について無自覚な方にこそ、読んでいただきたい、という感じです。例えば、クレジットカードの支払い明細なんかをゴミ箱にポイ捨てするような、ね。

 おそらく著者の言いたいことは、ほっとくと個人情報保護法の元にプライバシーとかが逆に国家権力の支配下に置かれて、言いたいことも言えなくなるぞ、とか、公的機関の問題隠しに使われる一方で民間は締め付けられまくるぞ、ということなのでしょう。警鐘を鳴らしておられるのはわかるのですが、さて、では私たちはどこへどう働きかけたらよろしいのでしょうか? などと思ってしまいました。

 後期高齢者医療制度みたいに、すでに大金を投与してシステム開発が行われてから、今更、老人いじめはやめましょう、なんて発言をしている政治団体に働きかけてもしょうがない気がするし・・・(はっ、これはブラックてんてん降臨ですか?発言が黒いぞ)。

 あっ、でも、読んでくださいね、個人情報保護法に興味のある方は。巻末、法律そのものも掲載ありますんで。良心的な本だと思いますよ。

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芽が出た

Me  先日、つまづいて転んだ拍子に巻き添えで倒した挙句、ボッキリと観葉植物の幹を折ってしまいました。仕方がないので折れた下のほうをチョッキン切りました。

 それから一ヶ月経過。なんと切り口の下から小さな芽が。すばらしい生命力です。そういえばあたしが勤務してから、職場で弱っていた観葉植物たちの様子が大分変わりました。幹の先の葉が全部ダメになって、いつか捨てようと思っていたら、根元の方から新芽が出てきたのがありまして、とりあえず枯れた幹を引っこ抜いて植えなおしたら、違う植物のようになってしまったのとか。不思議だなぁ、植物って。

本日のお品書き

わかりやすい戸籍の見方・読み方・とり方―自分のルーツはこうしてたどれ!

著者:伊波 喜一郎

 著者が一人しか上がってませんが、本当は三人の共著です。皆さん、司法書士とか行政書士とか戸籍を取り寄せて登記を初めとする各種の手続きを行うプロフェッショナル様たち。

 読んでて、懐かしーなー、などと思ってしまいました。固定資産税のお仕事をしていると、亡くなってしまった方の固定資産税をどなたにお願いするか、という問題が発生するのですが、そのために戸籍を調べて、家系図を作らないといけないのですよ。その仕事をしているときに、この本があったらなぁ、としみじみしてしまいました。

 プロの方たちが、素人にわかるように、というより素人が興味を持てるように書いていらっしゃるのが良いです。しかも、戸籍法の改正の流れにきちんと沿って説明をされているので、読み解きのパターンも習得できますし。また、外国人と結婚した場合とか離婚した場合の戸籍がどうなるか、などという今時らしいネタもあって、かゆいところに手が届く仕様。ヘンな話、身内が亡くなって、保険の関係で戸籍を取って来い、とか言われたときに役所でやたらめったら戸籍を取らされることがあるのですが、その理由もわかります。

 ちなみに・・・。例えばお祖父さんの残した土地を相続しようと思うと、相続権のある親戚を確認するために、ものすごくたくさんの戸籍を見ないといけないことがあります。その上、該当する親族から相続放棄の書類に記名押印してもらわないといけないので大変な手間がかかります。くれぐれも相続登記はお早めに、確実に。

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良かった話

 このところ、図書館での良いお話がいくつかあったので。

 読書家のAさん、普段は分室の利用なのですが、読書家なだけに分室だけでは物足りなくて分館まで足を伸ばされることがあります。この方、当初は色々と注文が厳しかったようなのですが、最近はすっかり打ち解けて、心安く職員とのおしゃべりを楽しんで帰られます。あたしたちも、この本がこういうところが面白かった、という話を聞かせていただいて勉強になります。

 旅行が趣味のBさん、最近も海外に出かけられて、その時の写真を持ってきてくださいました。なんでも、旅行の前に事前に下調べをすることはなかったそうです。でも、今回、うちの図書館で行き先の資料について尋ねたところ、丁寧に色々な資料を提供してもらえて、おかげで旅行が充実したものになったと喜んでおられました。いい図書館だとほめていただいた上に、これはお世辞じゃないからね、とまで言われて、図書館で働くものとしては嬉しいばかりです。

 これは分室での話。近くの小学校に通う小学生たちは学校が終わると分室にやってきます。保護者の方のお迎えを待つためです。保護者の方にとっては、かけがえのない存在になっているようです。もっともきちんとした学童保育の場がある方が、より良いのではありますが。

 他にも、図書館に来るとほっとする、というお話を聞くと、誰でも利用できる、という図書館の本質に沿った在り方ができていると実感できて、嬉しい限りです。これも、うちの職員さんたちの人柄のおかげが大きいなぁ、と、心から感謝。お金で人柄は買えませんからね。そういう意味でも、人員使い捨ての指定管理制度は、せっかくできた図書館と利用者との関係を壊すものなので、行政部局の再考をお願いしたいところです。

本日のお品書き

本と人をつなぐ図書館員

著者:山内 薫

本と人をつなぐ図書館員  図書館の障害者サービスとは、障害者へのサービスではなく、図書館を利用するのが困難な人全てへのサービスのことである。

 わかっちゃいるけどやれてない、というのが多くの図書館の現状ではあります。

 この本を読んでいて思ったのが、分類を社会福祉にして、社会福祉の現場で働いている人たちに、こういう図書館の利用の仕方があるのか、と気づいてもらって、積極的に図書館を利用してくれないかな、ということでした。・・・ダメですかね、他力本願すぎて。

 でもね、図書館に現実に来ていても本を借りるくらいで、リクエストや予約ましてやレファレンスサービスのことを知らない人が多いのだから、周知の意味でも。

 この本を書かれた山内さんはフットワークが軽いし、協力者の援助要請も手際よくこなしておられてますが、一般の図書館現場の職員が他施設、他機関への協力要請ができる状態にあるのでしょうか。現に、正規職員は図書館職員全体の中でも少数派だったり、図書館の基幹部分は委託されてたりして、図書館サイドが動いて障害者サービスを拡充するのは難しい状況にあるように思います。

 やらなくてはいけないことなのでね。できれば、具体的に良い思案をしたいとは考えています。

 

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おはなし会てんやわんや

 分室のおはなし会は、あいかわらず子どもパワー全開でエネルギーを吸い取られる感じです。たのしいですけどね。

 おはなし会が終わったら、子どもたちは図書館の方へ一気に雪崩れ込みます。もう、にぎやかでにぎやかで。分館のほうで同じようににぎやかにしていたら叱らないといけないのですが、分室では好き放題にやらせてます。というか、元気負けで叱る力も出ないのが本当のところ。まあ、他にお客さんもいないし、この時間帯は学童保育タイムと諦めるしかありません。

 このところすっかり陽気が良くなったので、外へ遊びに出かけていく子どもたちもいました。車に気をつけるように、一応の注意を促しておいて、後は恐竜の本ない、とか、料理の本が見たい、とかの質問と貸出をさばくので手一杯。

 一段落したので、紙芝居の舞台を車に積み込もうと外に出たら「図書館のお姉さん!」と呼ぶ声がします。何事かと思えば一年生の女の子が転んで膝をすりむいたそうです。健気なことに二年生、三年生のお兄ちゃん、お姉ちゃんが替りばんこにオンブして図書館まで連れてきてくれました。泣きじゃくる一年生さんに、近くの公共施設から薬を借りてきてうちの職員さんが消毒してあげたら、痛くて涙がさらにポロポロ。他の子を迎えに来ていたお母さんが、その子のお母さんに、大至急、迎えに来るよう電話をしてくださいました。

 実際の怪我の程度は、大人からすれば唾をつけときゃ治るよ、という程度ではあったのですが、こちらとしては唾をつけとく、というのもどうかな、と・・・。明日、消毒薬とカットバンだけでも分室に送っときましょう。

本日のお品書き

Book なぞなぞむこどん (ゆかいな民話選)

著者:佐藤 義則,久米 宏一
販売元:童心社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 絵本だけだと子どもたちがダレるので、おはなし会の中間どころに紙芝居を入れています。

 この紙芝居、元が山形の昔話なので、方言がやや難解。「くろ」をぬる、って言われてもなんのことやらさっぱり。一応、地の文で田んぼの畦らしいことがわかるので、そのまま読むことに。

 困難を乗り越えて福を得る、という昔話の典型なんですが、この紙芝居の場合、若者が乗り越える困難は美しい娘の婿になるために娘の父である長者が出すなぞなぞに答える、というものなのですが・・・。なぞなぞじゃないと思うのですが、長者様?第一問は蔵の中にあるたくさんのくわやかまを早く数える方法だし、第二問は田んぼの畦をからすの足跡が付かないように作るというものだし、最後の問題にいたっては、山の上から転げ落ちる丸太を受け止めろ、というものだし・・・。

 そういう引っ掛かりがありながら、なぜ選んだかというと、若者の謎解きを助ける存在がユニークだったからなんです。普通、こういう昔話だと、若者が助けた動物とか人物が助けてくれるものなんですけどね。なんと、長者の娘が、こっそり歌を歌ってヒントを出していたのです。これは、父への秘かな反抗なのかも、なんちて。

 ちょっと変わった切り口の昔話としてご紹介です。

 

 

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花七分咲き

 さっそく昨日作った苺ジャムを朝食にいただきました。おいしーい!自分で作っといて言うのもなんですが、甘ったるくなくて、果実の酸味がきいていて美味。職場に持っていったケーキもモントンのケーキミックスのおかげで好評でした。苺もさっぱりと美味しかったそうで、作った甲斐がありましたよ。

 ま、そんな話はさておいて、毎月、図書館の展示にあわせて行っているチャレンジコーナー(いつの間にか定番になってました)ですが、今回は花びらに絵を描いてもらい、それを貼っていってパネルに花を咲かせよう、というもの。4月に本館からやってきた職員さんのアイデアです。今週の土曜日にお話会があるので、きっと満開になるのではないかな。

 さて、花びらの絵がユニークで面白いのです。展示コーナーに画用紙で作られている花や小人さんの蜂を見てそれを真似て描いたのや、顔が描いてあったり、アルファベットが書き込んであったり。中でも上手い絵だなぁ、と感心したのが、みすずさん。金子みすずさんの詩にイラストが添えられている本があります。本日のお品書きで紹介しますが、この本にみすずさんが描かれていまして、この絵を描いてくれているんですね。可愛らしい。もしかしてこっそり大人が参加しているのかな。

 ささやかな図書館の展示企画ですが、描いてくださる方の想像力と創造力に感心